2019年1月27日日曜日

客観的に、を少し実践(レッスン103回目)

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 録音して見ると客観的に自分の演奏が見ることができるということで、ノクターン8番Op27-2をスマホ動画で4回撮ってみました。

 誰に見られているというわけでもないのに、なぜか少し緊張。で、普段間違えないところで転んだりします。環境を変えると普段通りに弾けないという意味でも、緊張感を持てる録音は意義がありますね。
 振り返ってまず感じたのは左が少し強い。あと、弾きづらいところになると、一生懸命になって音量が上がってしまう傾向がある。反省点多し。

 さて先日は通算103回目レッスン。以下備忘録として。

 ハノン39番ニ短調二種。
 レッスン教室までバイクで片道40分の道のりなのですが、この日は寒くて指がかじかんで本調子ではありません。最初はつまづき気味でしたが、なんとかリカバリーして1回で丸。短調は若干取り組みやすいですね。

 ツェルニー40番の17番。
 4回目のレッスン。譜読みは楽ながら、弱い小指、薬指への負担がきつく弾きづらい曲ですね。スピードアップにチャレンジしましたが、速度を上げると指がはまらない。遅くすると間違わなくなる。速度を上げても間違えないようにということで次週に持ち越し。

 ノクターン8番Op27-2
 34小節目あたりから強弱の押し引きの応酬。わずか1小節の中にクレシェンドとデクレシェンドが混在したりもします。強めになったら、急に弱く。そしてまだだんだん強く。
 一旦強めた力を瞬時に弱くするのはとても難しいです。知れば知るほど奥の深さに感嘆させられます。
  この曲の練習場面をYoutubeにアップするか迷い中ですが、時間がある時、勇気を出して公開して見ようかな。


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2019年1月22日火曜日

客観的になるには(レッスン102回目)

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 102回目のレッスン。備忘録として。

ハノン39番(音階)ヘ長調(1回目)
 レッスンでは最初、指番号を間違えるが、何度か弾くうちに直ったので○。

ツエルニー40番の17番(3回目)
 保持音練習曲ながら、保持しすぎということ。次の音に素早く移動できていないので、Molto allegroでは弾けないはず。ということで、下図矢印の辺りで小指を外して次の打鍵に備える。




 
    保持音となる小指を使いすぎると手が痛くなることがあると先生に相談したところ、小指を立てて鍵盤に重心を乗せることで、さほど力を使わずに、主メロディーを奏で、保持音が鳴らせる。次週はこの奏法で臨もう。

 4月発表会のノクターン8番は、先が長いことを考慮すればまずまず順調に仕上がりそう。ところで先生との雑談の中で出た話。
 「自分の演奏を録音してはいかが」。
 先生自身翌日ブログで「客観的に自分の演奏を聴くと、足りない部分が見えてくる」と書いていました。
 
  自分の声を録音すると変な声に聞こえるけど、そんな感じなのだろうか。
  発表会のつもりで、いっそ動画に撮って、アップするのも良いのかも?ですね。
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2019年1月18日金曜日

あれから2年かあ、指の怪我、幻想即興曲

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 あれからもう2年。
    ピアノレッスンを36年ぶりに復活し、発表会も終えた矢先。復活からわずか3カ月あとのことでした。ピアノを弾く人にとって、一番やってはいけないことをやってしまった。それは指の大けが。幻想即興曲を習い始めたばかりの時でした。心臓の弱い方は以下すっ飛ばして終盤を読んで下さい。


-----オカルト注意------
 ピアノの稽古の後、空手の稽古に向かった。実はピアノも空手も土曜日、神奈川・藤沢でやっているのです。練習中、組み手、いわゆるスパーリング中に相手の蹴りを手で捌こうとするも、蹴りの軌道を誤って判断し、蹴り脚を指に直角に当ててしまった。
 瞬間「やばい突き指?」。そう思ったが甘かった。そして左手を見るなり、血の気が引くのが感じられた。中指が90度反り返って動かない。骨折?脱臼?
 土用の夜なので普通の病院はやっていない。普段の稽古仲間には実は医者と元ハイパーレスキューの消防士がいるのだが、この日に限って欠席ときたものだ。幸いすぐ近くに夜間診療病院があったので駆け込むと、いかにもインフル患者とおぼしき人たちであふれかえっている。そして受け付けの無情な対応。
「整形外科医が今いないので他を当たって」
 やむなく、指がひん曲がったまま、仲間の運転する車で救急病院へ。ここもインフル患者だらけ。でも、受付の人は私のオカルトのように曲がった指を見て、順番を他の患者をすっ飛ばしてくれました。レントゲンを撮って現像ができて脱臼との診断。負傷から1時間半以上経ってもうくらくらするほど指が激痛。ようやく指治療となる。といっても抜けてしまった第2関節を引っ張って戻すだけでしたが。
 翌日は日曜で病院はやっていないため、負傷から2日目に近所のスポーツに強い整形外科に。
-----オカルトはここまで------


 中指脱臼の治療のため、ひと月はギプス固定でピアノは御法度。1年以上は指が固まって以前のように曲がらなくなるそう。「ピアノ、前よりヘタになりますよ」と少し嫌みな、お医者先生でした。
 その後ピアノ先生と相談の上、稽古はそのまま続けることに。ただ、ハノン、ツェルニーはできないので、幻想即興曲の右手のみ。
 以降の練習はこの曲を右手のみひたすら1カ月。大好きなピアノの練習なのにすぐ飽きてしまい、つらい期間でした。とはいえこれだけ集中して片手練習をやることはないので、それなりに成果は感じられました。そして負傷からひと月、ようやくギプスがとれ左手再開です。左手中指って、思ったほど動きが少ないので、鍵盤に指を引っかけない限りほとんど痛みがなかったのは幸いでした。そして春には、完全にとはいえないまでも、そこそこ弾けるようになったということで、次の曲になったのでした。

 その後、幻想即興曲に関しては、弾けたことに満足してしまい、2年近くほとんどほったらかしにしてしまいました。ひどい錆びつきよう。脱臼当時に逆戻りかというほどぐだぐだになってしまいました。今毎日弾いてリハビリ中です。

 それにしても、せっかく習ったのに錆び付いてしまった、あんな曲こんな曲がまだまだあるなあ。
 たまには譜面をひらいてやってみるか。

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2019年1月13日日曜日

レッスン101回目

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 レッスン101回目。
 今回も備忘録として。

 ハノン39番。

    音階イ短調2つ。
 下りの左手が憎たらしい。3から1、4から1と交互の指くぐりが、できたりできなかったり。
 レッスンでなんとかできたので、とりあえず◯。



 ツェルニー40−17番。
 
 右手の保持は何とか出来てきたみたい。
 でも↓の3拍目の保持音だけ3度から4度に変化するようなところが何カ所かでてきます。ツェルニーさんらしい、意地悪な部分。私はこの罠にいつもはまって崩れてしまいます。



 2ページ目から、右手の保持音は小指から親指に移ります。自分では気づかなかったが、↓の保持音ではない指2の音が残ってしまうよう。
 2の指を離すクセを付けるためには、保持音ではない16分音符だけをスタッカートで練習。

17番は、譜読みは10番台の中で一番楽な感じながら、疲労感は一番。わずか30分の練習で右の手の平の小指側と2の腕にかなり張りを感じます。


 ノクターン8番(27−2)

 右手の重音が多いこのノクターン。上の音は告白する男性、下の音は告白される女性のコーラスらしいです。舟歌も確かそうですね。
 そして↓の重音。私の楽譜では3連符×2となっています。この重音の上の音が上手く出ず、ばらばらになっているよう。簡単なようで、結構難しい。
 あとなんといっても↓の部分。
 ここを間違えずに弾ける確率は今のところ4回に1回ぐらい。発表会までに100%に出来るか。



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2019年1月10日木曜日

記念すべき?100回目レッスン

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 光陰矢の如し。
 ついこの間、紅白歌合戦を楽しんだばかりなのに、もう新年に突入して10日が経とうとしています。

 さてその間、今の教室に通って通算100回目のレッスンを受けました。
 でも実は100という回数は適当。これは前述の通りです。今後は100からカウントします。

 さて、記念すべき第100回目レッスンは今年初レッスン。とは言っても内容はいつもと変わらずですが。

 以下、備忘録。

 まずハノン39番音階。イ短調2曲。
 ハ長調の下りでは苦戦しましたが、イ短調でも同じ罠にはまってしまいます。気づかないうちに指番号が狂い、最後でつじつま合わないんです。どうも左手の3から1、4から1と交互にくぐる部分で間違うようだ。楽譜を見ずに指を注意深く見ながら弾いた方がうまくいくみたい。
 これは次週に持ち越し。

 ツェルニー40−17番。
 保持音の練習。16番に比べるとはるかに譜読みは楽なんですけど、レッスンではおかしなところをいっぱい指摘されました。
 1ページ目は右手小指を保持、2ページ目は親指保持と小指保持。
 まず、保持しない右手の指離れが悪く、くっついている。
 そして保持すべき小(親)指が途中で離れてしまう。
 これを克服するためハノンでよく行うようにリズムを変えて練習。
 ①拍頭を伸ばす
 ②16分音符の4連符の3つ目の音を伸ばす。
 ③16分音符の4連符の最後の音を伸ばす。→音の保持に良く効く!!
 ④右手で保持しない4連譜をスッタカート。→指離れに効く!!
 以上4種類の変則リズムをやった後、普通に弾く。
 いやー、これは右手小指がめちゃめちゃ鍛えられますわ。2の腕がパンパン。
 直後にショパンエチュード10−11をやると、わりと楽に跳躍するアルペジオの小指がすっ飛んで行ってくれるのがありがたい。練習効果がてき面にでる曲ですね。

 ノクターン8番(27−2)
 序盤は意識してゆっくりと。

 7、8小節目。ペダルの踏み替えは前の音が濁らないよう素早く。半音ずつ下がる左手6連譜の頭を綺麗に出したいので、この音に合わせて素早くペダルを踏み替えるなど。






 中盤の32小節目。半音階ずつ上昇する跳躍アルペジオ。ここは綺麗に決めたいところだが、しょっちゅう間違える。今回の先生のご教授では、赤丸の人差し指を軸に回転して小指を飛ばせば良し!
 ん?この動き、どこかで出たような。そう、やったばかりのエチュード10−11の動きではないか。

 などなど。
 それにしてもこのノクターンは本当に美しいなあ。クリスタルの響きを目指して、発表会まで仕上げたい。 

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2019年1月6日日曜日

あんな曲が錆びついた

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 正月は時間が結構あるので練習がはかどります。

 そんな中、最近弾き直してみたあんな曲こんな曲。
    
    で、前回から回りくどくほのめかしたあんな曲とは。

    それは幻想即興曲でした。

    ショパンで最も知名度が高い曲ですね。
 
 ちょうど2年前に教わり、そこそこ弾けるようになったと思われたんですけど、1年ほど弾いてないと………。こんなに錆び付いてしまうとは。もう本当にひどい。また教わりたいぐらい。

 一度教わった曲はたまに弾いた方がいいんですね。いま独習でリハビリ中であります。でも元に戻るまでひと月以上かかりそう。

 ところで大人になってピアノレッスンを再開して2年が過ぎました。でもそういえば今の先生になってから何回目のレッスンだろうか。

 レッスン開始から半年ぐらいは通算何回目か数えていたけど…。そろそろ90回こえたころ?もうすぐ100回?

 数えるのも面倒だしキリがいいので、今日のレッスンを100回目ということにします。

 というわけで、2019年初レッスン、100回目のレッスンは次回、備忘録的に。

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2019年1月2日水曜日

初稽古、練習曲に精が出ます

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 明けましておめでとうございます。

 残念ながら初日の出ではなく、元旦の夕日でした。地元の逗子海岸です。

 新年も稽古に力が入ります。ピアノの練習は楽しくて仕方がありませんね。
 子どもの頃、同じモチベーションを持っていたらと、よく思います。まあ、50になって楽しさに気づいたんだから、良しとしましょう。

 ハノン39番(音階)ハ長調とイ短調2種。ハ長調の下りはもう完璧だ。イ短調はさほど難しくないですね。
 続いてツェルニー40番。前回丸をもらった16番はしばらく練習しないとすぐに弾けなくなりそうなので1日一回は弾いてみよう。
 続く17番はまだレッスンを受けていません。16番よりはるかに譜読みが楽ですね。でも小指か親指を保持して弾くというショパンではよく出てきそうな奏法は、右手が疲れます。

 そしてショパンエチュード10−11。これも1日1回を目標にしています。先日丸をもらったものの、自分の中では納得できる演奏には程遠かった。これが最近ようやくほぐれてきた感じです。これまで、楽譜を埋め尽くす音符を追うのに必死。弾くだけでもう精一杯でした。せっかく先生から強弱や、ため教わってもなかなか再現できませんでした。
 いまだ間違えまくりますが、強弱をかなり意識して、またテンポルバートも自分なりにできるようになった感じ。

 「ウォーミングアップとして1回ないし2回も弾けば、たちどころにピアノの鍵盤と一体感を得られる」。

 横山幸雄さんが「ショパン」×上野学園大学コラボレーション企画で公開していたムービーレッスンで、このエチュードをこう評していましたが、自分も早くこの域に達したいものです。

 ここまで全て練習曲。あらもう1時間。両方の二の腕にいい感じの張りを感じます。

 今年は、4月に発表会、さらに我が教室の大人だけで演奏会をやるプランがあるそう。
 あんな曲、こんな曲。これまで2年間教室で教わったけど再挑戦してみるか。


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緊張克服は場慣れ

    先月、サークルの発表会がありました。   街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。     以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど 5 年前。当時 51 歳で、先生から習うのは 14 歳の時以来 37 年ぶりです。...