昨年2017年4月に続いて、ポールマッカートニーがやって来る!!
ということで、2018年10月29日、羽田で入り待ち決行。
今回は大学4年生の次女を誘ってチャレンジ。よくついて来てくれた。ありがとう。目標は本人のサインゲットだぜ!
13時過ぎに羽田空港国際線到着ロビーに到着。すでにコアなポールファンが100人近くいる?
その前に腹ごなしだ。空港のレストラン街に向かい、店頭の見本につられて大奮発。うな重2枚もりだ!!吉野家なんですけどね。
おいしそうでしょ?これで気合が入りました。
昨年ポールが空港を歩いた動線をさすがに皆さんもご存知のようで、その辺りにある椅子で待機していらっしゃる。
空いていた席に娘と座ったら、向かいに座るポールファンの二人のおばさんの一人が開口一番。
「お会いしたことあります?」
「いえ、ないですないです」
「どこかであったはず」
「どこにでもある顔なので」
「フェイスブックで見たのかな」
そんな調子から会話が弾み、おばさん二人がポール公演直前開催地ののモントリオールに行って来たこと、現地の新聞にポールファンとして写真入り掲載されたことなどなど、話が弾みました。
会話が一服してポール関係の2ちゃんねるの情報を見ていたら、ポールが乗っているらしき飛行機をリアルタイムでチェックできるという。早速アプリをダウンロードしてみた。
このアプリ、ご存知ですか。とにかく凄いんです。
世界中で飛ぶ飛行機が地図上でチェックでき、機体の種類、出発地などがわかります。
2ちゃんねるの噂では、直前の公演地のカナダから日本の方向に向かうプライベートジェット機だそうだ。推測すればアラスカとロシアの間あたり?
探してみたら、おー見つけた見つけた。カナダのエドモントンから来てカムチャツカ半島の上空付近を飛ぶプライベートジェットらしき小さな機体。きっとこれだ。でもまだ遠いなあ。
15時前に、黒服に身を包めた日本公演主催のキョードー東京の職員が登場。集まったポールファンに緊張が走る。まあポール到着までまだまだだろうけど。
ポールが通る動線付近の椅子を撤去し、ロープを張り出した。
「まだ前に出ないでください」。ファンたちはキョードーの係に何度も注意されながらも、最前列キープのためジリジリとロープ前の陣地を獲得していく。ロープに加えてさらに柵も設けられる。どんだけファンを警戒してるんだ。
ファンも一斉に柵に張り付くように移動し、場所取り成立。自分たちは出国出口から2、30メートルほどのあたり。最前列に娘を死守させ。私はその後ろをキープした。
ポール到着までここからが長いですよー。
で、さっきのフライトトラッカー・アプリの出番。ポールのジェットはまだオホーツク海。でも北海道が見えて来たな。
ここでも近くのファンの方達と談笑。娘と来たと言ったら随分羨ましがってくれた。とりわけフライトトラッカー。アプリは人気モノで、みんな興味津々。ポールのジェットの位置確認で殺伐とした場が和みます。
16時過ぎにポールの公式カメラマンのキムさんが到着。ようやくポールが来るのだなと実感。そしてポールジェットはいよいよ北海道網走付近に!ついに日本上空だ。てことはあと2時間ちょっとで到着?入国手続きを入れるとやはり到着は19時ごろだな。まだ2時間の我慢か。人はどんどん増えてかなり窮屈になってきた。娘には簡易折りたたみ椅子を貸し、自分は簡易座布団でベタ座りだがじっとしているのはきつい。
「新聞紙で場所取りしないで」
「ハチマキは禁止」
「メッセージボードは禁止」
主催者の黒服警備が細かいことを言ってきます。新聞紙はよくわからんなあ。それにしてもメッセージボードはポールに歓迎のために見せようと持ってきているのになんで?
これはどうも羽田空港の決まりのようで、成田は大丈夫とのこと。訳わかりません。
そんな嫌なムードの中、ポッキーが二箱、出国口方向に待つファンの列から自分の待機位置にまで回って来た。差し入れ?とりあえず一本つまんで後の列に回します。ポールファンはいい人たちばかりだ。
いよいよポールジェットは本州上空。気のせいかその後の進行は早い早い。盛岡、仙台、福島、つくばときてあっという間に東京湾だ。
地図の右の小さな赤いのがポールが乗っていると思しきジェット。カムチャツカ半島からウオッチしてきた機体がついに羽田に到着。これは間違いない!
ファンの列の遠くの方で拍手。きっと無事ついた連絡が入ったのだろう。
周りのファンもものすごく緊張した雰囲気。
「喉カラカラ」
「心臓が飛び出そう」
19時過ぎ、取材のテレビカメラマンがファインダーを一斉にのぞいて構えている。来るな。程なくフラッシュと悲鳴が聞こえる。自撮り棒にスマホを固定してにょっきり伸ばして撮影した動画がこのブログの上にある映像。初めてyoutubeにアップしてみたんです。
サインをもらおうとしたのはポール武道館公演記念のリトグラフ。これを出そうとすると係員が引っこめろと押し返す。これはメッセージボードではないんですよ。
いよいよポール接近。近い!まじで近い!懲りずにリトグラフを差し出したらなんとポールも手を差し伸べてきて私のリトグラフに手をやってくれた。娘も必死にサインペンを差し出す。しかしこれには手を出してくれず、そのまま通過してしまった。惜しい!残念!
やがて私の斜め前からポールのファンサービスはハイタッチに切りかわり、私も手を伸ばしたが、届かずそのまま行ってしまった。
サインを求めるのではなく、最初からハイタッチか握手ならできたかもと猛烈に悔やまれた。
長丁場に、目標を達することができず。しかし、吉野家のうな重とポール遭遇だけで付き合ってくれた長女には感謝だ。
それにしても待つこと5時間。遭遇は10秒ほど。
でも近くで会えて良かったなあ。
これから待ち構える東京ドーム公演、両国国技館公演、名古屋公演。楽しみだ。
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