2019年2月11日月曜日

レッスン104回目〜実力発揮の難しさ

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本番で実力を発揮するということ。
 この難しさに関してはよく考えさせられます。

 練習で100回やって100%の出来を続けることができるのであれば、恐らく本番で限りなく100に近いパフォーマンスを演じることができるでしょう。
 ところが練習で時々80%の出来が程度であれば、恐らく本番では2、30パーセント近いパフォーマンスしかできないような気がします。
 私の教室の先生によると、わざと困難な状況を作って練習する、例えば手を冷水につけてかじかんだ状態でやる、などやる人もいるそうです。

 前置きが長くなりましたが、104回目のレッスンのとっかかり、私の手はそんな状態でした。しかも、2週間前に痛めた右親指がまだ少し痛むのが少々気がかり。
 それにしてもここのところ冷え込みがとても本当に厳しいですね。私は教室までいつも原付を飛ばして40分かけて通っています。もちろん手は防寒していますが、教室に着くとガチガチに凍えています。10分ほど手をこすって温め、まずハノン。

 ハノン39番音階の変ロ長調。家ではこれなら丸かなというところまで追い込んだはずが、指がかじかんでいて、もつれ、転んでしまいます。4回目ぐらいでようやく指が温まって転ばなくなってきたが、丸はもらえず自習に持ち越し。

 ツェルニー40番の17番。
 主旋律が聞こえにくいので、少し小指を立て気味に。pやフォルテッシモを意識する。要するにただ弾くだけでなく曲としての仕上がりがまだ、ということで、これも次週に持ち越し。

 ノクターン8番。
 発表会まで2ヶ月を切りました。そこそこ仕上がってきたのかなという感じで臨みました。1回目は先生は全く私の演奏を止めず、最後まで通し。個人的にはまずますかな、と思ったが、先生は珍しく少々不満げ。
 まずペダリング。ペダルは楽譜の印通りに物理的に足で踏めばいいものと思いがち。しかし実際は耳で踏む、というと変な感じですね。耳をすませ、響かせるところは踏み込み、濁りやすいとこらはしっかり外す。楽譜のマークを見て踏むのではなく、しっかり耳で響きをとらえるということ。
 あと、弾くのに必死になるとつい音が強くなる。特に左手。
 またクレッシェンドで音が強くなっていく時、スピードも上がってしまう。
 
 指のコントロールだけでなく、精神力のコントロールも必要な気がしてきました。

 さてこの日は、夕方、初めて川崎市でやっているピアノサークルの見学に伺いました。
 時間が少し余ったので、見学者の私にも少し演奏させて頂きましたが……。

 いやはや人前で久しぶりに弾かせていただき、とても勉強になりました。
 続きは次回ということで。
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