2019年12月30日月曜日

久々に英雄ポロネーズに触れてみたら

 発表会も無事?終えて、ピアノライフも少々のんびり。

 久しぶりに英雄ポロネーズの楽譜に手を伸ばしてみました。最後までろくに弾くことができないのですが。

 この曲は私が愛する曲、舟歌とともに、ハノンとツェルニーが終わるまで封印するつもりでしたが、気分転換ということで。

 序盤の重音半音階はやはり難しい。そして次に苦手だったのが、両手の上昇スケール。
 何年かかってもつっかえた、このにっくき両手スケール。うまく弾けないのでペダルでごまかしたりしてました。

 それがどういうことだろう。これまでこの部分を全く練習してこなかったのに、遅いスピードなら難なくパラパラと指が動くではないですか。すこし練習すればすぐに速いスピードでできそうだ。

 なぜだろう。これはハノンの音階練習のおかげに違いない!!絶対間違いない。ハノンさん、そして先生ありがとう。いやはや本当に基本練習の大切さに痛感であります。

 ショパンの曲ではおそらく一番人気のこの英雄ポロネーズ。
 自分がこの曲に関心を持つきっかけになったのは「赤い激流」という40年ほど前のドラマでした。父親殺しの容疑者のピアニストである主人公が疑いを晴らしながらピアノコンクールに優勝するまでのお話です。そしてこのコンクールに挑戦するときの最初の曲が英雄ポロネーズでした。当時小学校高学年の私は、この曲のあまりのカッコ良さに衝撃を受けました。
 ちなみに主演は水谷豊。父親のピアニストは緒方拳と結構豪華な布陣でしたが、本来の山口百恵と三浦友和の人気ドラマ赤いシリーズのスキマ的な存在となってしまい、さほど人気がなかったような。
 ともかくこの曲が弾けるようになりたくて我流でやっていましたが、あえてピアノレッスンを受けるようになってからは、基本ができるまで封印してきた次第です。

 ともかくハノンさんをクリアせねば。いまやっとスケールが残すところ2ページ。舟歌、そして英雄ポロネーズへの道は少し近づいてきたのだろうか。

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2019年12月16日月曜日

大人のためのXマス発表会〜左を制するものは…

 左を制するものは世界を制す。
 これはボクシングの格言。基本技の左ジャブがうまく当たれば勝ちにつながるという意味らしいです。

 ひるがえって、ピアノを弾く私にもこの格言が当てはまるようです。
 もちろんジャブをピアノに叩くわけではありません。世界を制するというのも少し違いますが…。

 日ごろから先生から重要だと教わりつつ、つまらなくてなかなかはかどらない左手練習。実は右手は主旋律を弾くため、さほどひどい間違いは起こらないです。一方左は、意識しないとどんな旋律か歌える人は少ないのでは。なので案外音を外しやすい。ミスタッチというより、私は全く違う音を弾いてしまいがち。

 今回の発表会の反省点はその左手の処理でした。
 ノクターン十三番の終盤は急かすような右手の音を誘導するように、左手のバスが大きく動きます。この左手のダイナミックな動きは、家の練習では間違えることはあまりないのですが、人前で環境が変わるとなぜかところどころ大きく外してしまう。発表会ではやはり外してしまいました。暗譜で左手だけで弾けるレベルにならないとダメなんでしょうね。

 ともかく今回はさほど緊張せず、家での練習の五割位の実力が出せた感じ。自慢できるレベルには程遠すぎるのですが、それでもピアノ再開から5回目となった今回の発表会はこれまでの中では一番ましな出来で安堵しているところであります。

 ところで先日このブログで触れた、1人持ち時間30分の発表会。これは諸事情によりキャンセルとなりました。

 おそらく次回はサークルの4月発表会、5月の教室の発表会。
 それまでにさらに精神力、あと左手練習は怠らないよう精進したい。


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2019年12月9日月曜日

大人のためのXマス発表会〜緊張との戦い

 去る日曜日、ついに我がピアノ教室の大人だけによる発表会が行われました。これまでは中規模ホールで舞台上のスタインウェイを弾くという、想像しただけでも足がすくむ発表会でした。広い舞台、その舞台を眩く照らす照明。こんな環境でこれまで緊張して崩れてしまったものです。しかし今回はスタジオ風の施設。普段の弾き合い会の延長のような雰囲気で少し安心です。

 参加者は男性4人、女性6人。そしてピアノはスタインウェイ!!開場から開演まで30分以上あったので、みんなで恐る恐るピアノに触れて、緊張感を和らげます。

 私の順番は、早く終わって楽になりたいのに、後ろから二番目。気持ちを落ち着けて、皆さんの演奏の様子をじっくり聴かせてて頂きました。

 前日サークルで弾いたベヒシュタインは、音の粒がハッキリ聞こえ、目をつぶると音が左右前後に立体的に広がって聴こえて少々驚き。一方本発表会のスタインウェイはいつものように羽のような軽やかタッチ。そして音がキラキラ輝いて聴こえます。会場が違うので同列で比較できませんが、音の粒立ちはベヒシュタインの方がはっきりしていたような、そしてあの立体感もベヒシュタイン独特だったような気がしました。

 ちなみに前回投稿の1日前練習動画のピアノがベヒシュタインです。

 それにしてもやっぱり発表会であります。自分のことはさておき、皆さんの緊張がよく伝わってきます。二番目の若い男性はかなり手に震えが見えます。サークル仲間でもあるS君は愛の夢を。喉が乾くのかしきりに水を飲んでいます。彼は2週間前の弾き合い会では終盤が弾ききれずかなり残念なようすだったけど、今日は大丈夫だろうか。
 
 サークルなど場数を踏んだおかげか、今回は発表会が始まってもさほど緊張感はなく、人の心配ばかり。自分は大丈夫か?

続く


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2019年12月7日土曜日

あー、発表会まであと1にち

 発表会前日は夜勤明けであります。とても眠いです。
 私は仕事の都合上、月に4回ほど会社にお泊まりしています。

 さてその夜勤明けの本日、所属するピアノサークルの弾き合い会がありました。前日リハーサルのようなもので直前練習には絶好の機会。もちろん参加させていただきました。

 私が所属しているピアノサークルは普段川崎で活動していますが、今回は横浜某所にて。参加者は私を含めて7人。普段は男性はいらしゃるのに、今回の参加者はおっさんの私をのぞけば全て女性でした。両手に花どころかもうすべて花。そしてみなさんお上手だったなあ。特に私の前の順番の方のバラード3番素晴らしかった!なんか新たな目標が見えた気がしました。

 きょうのピアノはドイツのBECHSTEIN。初めて弾くピアノです。タッチは軽く、そしてよく響きます。国産とは明らかに違う感触に少し酔いしれた気分になれたかも。
 
 ともかくわが発表会曲。

 ショパン・ノクターン13番。

 発表会で弾くこの曲を今回のサークルでは2回弾く機会がありました。夜勤明けでウォーミングアップ全くなしの1回目、そして手も温まり、場の雰囲気にも慣れた2回目が下の動画。

 人前だと緊張し、環境も違うせいか、家で弾く半分のパフォーマンスも出せなかった。
 そういう意味では疑似本番となったのだろうか。
 とはいえ、本番ではもっとひどいことは起こりそう。これぐらいならOKと開き直りたい。そんなお恥ずかしい映像ですが、これも緊張の克服練習としてアップしました。
 あしたの発表会は朝10時から。早起きして、最後の悪あがき練習せねば。
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2019年12月2日月曜日

一発録音で擬似本番

 ピアノ教室の発表会まで1週間を切ったいま、一番の不安。
 それは緊張で崩れてしまうこと。

 鉛筆で書いたことは消しゴムで消してしまえば白紙に戻れる。
 パソコンならDeleteで簡単に消去できる。
 しかしピアノ演奏は、一回間違えたことはすぐ消すことは不可能。聴衆の耳にしばらく残る。

 先日私の前にレッスンを受けていた少年。この子も本番が近い。しかしミスが続いて泣きベソをかきながらの演奏に。先生が「間違ったものは仕方がない。やり直しはきかないからあきらめてそのまま進もう」。そのアドバイス、私にも刺さります。実際のところ少年の演奏は素晴らしかったのでわたしにはミスが全く気にならなかった。がんばれ少年、自分がこだわるほど人は気にしていないものだ。これは自分にも言い聞かせたい。

 ミスっても動揺せず進むべし!
 
 そういう訳で擬似本番を。

 自宅にて本日一発録音。やり直しはなし。
 ミスしても間違ったところに戻らない。

 ショパン・ノクターン13番



 結果、ミスタッチだらけでありました。でも残された数日、一発録音訓練で、ミスで折れない訓練だ。

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光陰矢の如し。発表会までもう1週間

 まだまだ先と思っていた発表会がもう1週間を切ってしまいました。

 ノクターン13番。
 いまだに片手練習に時間を割いている有様。
 数週間前はそこそこできていた感触、後は仕上げるだけ、と思っていたのは、完全に錯覚。練習をすればするほどボロが見えてきます。

 この曲の難所はなんといっても終盤。右手に必死になりすぎると左手が飛んでしまう。かといって左を意識すると今度は左の音が主張し始めてうるさくなってしまう。
 指のコントロールがまだまだなんだなあ。

 あとペダリング。これも弾くのに必死になりすぎると、ついペダルを外すことを忘れ、音が濁ってしまう。
 集中する比率は本当なら、指先に半分、耳に半分なのでしょうか。人それぞれなのでどれぐらいなんでしょうね。でも自分の場合は指先9に耳1ぐらいかもしれない。だからペダルを外し忘れるのでしょう。

 残された時間は短いのに課題多し。

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2019年11月29日金曜日

発表会は続くよ

 3年前から通う我がピアノ教室は、通いはじめは大人は自分を含めわずか2人。
 それが現在は大人だけで10人を超える規模になったというのは先日お伝えした通り。そういうわけで、12月初旬に大人だけで発表会を、ということになりました。そしてそれに先立って先日、大人だけの弾き合い会が行われました。私を含めてショパンの選曲が3人。愛の夢や月の光など人気曲や映画アラジンからのポップスナンバーも。習って1年余りの男性も懸命に弾かれていました。

 ノクターン13番。これが次回の発表会曲。昨年一般の曲としてレッスンを受けましたが、1年寝かせて憧れだったこの曲を披露となった次第。

 弾き合い会は先生を含めて聴衆は10人。緊張に弱い私ですが果たして?
 ざっくばらんな雰囲気だったので最初は普段どおり。しかし思い通りに弾けないところが出てくると、焦りからか、ミスがミスを呼ぶ状態に。小ミスに焦らず普段の心理状態に戻せるかが今後の長い課題でしょうか。

 ところで川崎で主に活動するピアノサークルに所属しているのですが、有志メンバーで、ひとり持ち時間30分の発表会に参加することになりました。これまで習ってきたショパンのノクターンは5曲。全部弾くととちょうど30分ぐらい。これまでのノクターンをおさらいできる良い機会に感謝です。

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2019年11月26日火曜日

お久しぶりです

  前回の投稿から半年ぶりだろうか。
 ピアノサークルに入ったことだし。書くことはいっぱいあったのにまたまた長期間放置してしまいました。

 現在は、ハノンはスケールがもう少しで終わりそう。ツェルニー40は23。曲はノクターン18番をやっていたところでしたが、中断して発表会曲、ノクターン13番を。

 そして今度の発表会はサークルではなく自分が通う教室の発表会です。
 ピアノを改めて習って丸三年。習い始めた翌月に発表会参加という強行でした。そして、すぐ弾ける曲ということでノクターン2番を選びました。この時の教室は子供中心で、大人は私を含めてわずか2人。最後の記念撮影は子供に囲まれてけっこう恥ずかしかったです。

 先生の努力で大人の生徒は徐々に増え、前回は4人、そして今回はなんと10人。大人だけの発表会となりました。
 
 発表会までまだ時間はあると思っていたのにもう残り2週間。
 とりあえずご報告しばらく続けたいです。
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2019年5月21日火曜日

サークルの発表会でリベンジ②

   舞台袖で自分の出番を待つ。 
   ここが居心地が良くないのはいつものこと。なぜか時の流れるのが早い。
   あっという間に自分の番だ。

 「とても響きがいいので楽しんできてください」。
   そんな言葉に見送られ舞台へ。

    ペダルの位置を確認して深呼吸を。左のバスの音色をしっかり耳でとらえながらいざノクターン8番。スタインウェイはとてもまろやかな音。ホールの響きも素晴らしい。

   滑り出しは上々と思えたが、序盤で普段間違えないところで指がもつれる。やはり緊張しているよう。指の震えがはっきりわかる。ここで気を取り直して、弾くことに必死にならないよう気をつけ、耳で自分の音を確認することを意識して進める。

   あれよという間に終盤。ひと月前の発表会よりずっとマシな感じで進められたな。そう感じながらふっと気が緩んだか。今どこを弾いているのか見失う。わかるところまで2、3小節飛ばしてごまかした。最後の最後にしくじったが、全体的には前回よりずっといい出来に終わっのかな。


   二次会はシャブシャブ。サークルに入って初めて食事会に参加したので、知らない人ばかりです。初めましての挨拶を何度したことだろうか。音大出身の人も結構いるんですね。どおりでうまいわけだ。それにしてもお酒好きな人が多かったのは驚き。

   三次会に突入。座敷で膝を付き合わせてのピアノ談義。大勢の人と酒を飲みながら、なかなかピアノの話を深くできるものではないので、楽しいひと時でした。

   そして1週間後。サークルの運営者から私の演奏の録音データを頂戴しました。

   すごいいい音です。

   しかーし。いかん、ひどい。客観的に聴くと耐えられません。録音した自分の声を聞くのを10倍変にした感じ。よくこんな演奏で満足していたとは。反省点があまりに多くて(涙)。もうリベンジの機会はないのだろうか。

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2019年5月12日日曜日

サークルの発表会でリベンジ①

 桜まだ咲く4月初旬、教室の発表会がありました。
 演目はショパンのノクターン8番。
 失意の出来だったのはご報告した通りです。
 緊張による手の震え、左手のバスでの大きな音外し、そして譜めくりの失敗で演奏中断。この日までに追い込めたつもりが大失敗の連続でした。

 それからひと月。日中最高気温が28度越えの夏日の土曜日、入ったばかりのサークルの発表会に出ました。演目は同じノクターン8番。今回はリベンジです。

 会場への道中で見つけた立ち食い蕎麦屋で、とても暑かったので冷たい蕎麦と天丼セットで腹ごなし。吹き出す汗を拭き吹き、会場に到着しました。

 ところで自分で言うのもなんですが、私はとてもおっちょこちょいなんです。
 空手の審査会で胴着の下(ズボン)を忘れたり、稽古で帯を忘れたりなんてしょっちゅう。
 大事な時にやってもうた!がとても多いんんです。

 そして今回、会場についてふと足元に目をやると……。

 スニーカーやないか!!!!

 スーツにスニーカーで来てしまった。会場に着くまで気づかないのもどうかしているのだが。いやはやどうしよう。とりあえずはリハーサルか。待合室にはドレスに着飾った女性たちや蝶ネクタイの男性も。これはスニーカーではさすがに恥ずかしいな。
 
 リハーサルの持ち時間は3分。緊張の原因と思われる照明がこちらの会場では柔らかめで助かった気分。この時点では緊張していないのでピアノの音質は冷静に分析できます。憧れのスタインウエイ。タッチが軽く、ものすごくまろやかに会場に綺麗に響き渡るのがわかります。苦手な部分をさっとさらって、リハは次の人にバトンタッチ。

 すぐさま近所の靴屋をググります。するとあった!徒歩5分にABCマート!
 どうでも良い一番安い革靴を購入して会場に戻ると、ショパンの華麗なる大円舞曲の調べが会場の廊下にも響いていました。もう1曲めの人だ。出番まではあと1時間か。
 
 自分の3人前で舞台袖に行きました。みんな緊張していると言いつつ、上手に弾いているなあ。そして何より暗譜の人が圧倒的に多い。自分は楽譜持参です。前回失敗した原因の一つ、iPadではなく、1ページ目だけコピーして2ページ目に貼り付けた普段使っていた楽譜です。

 緊張感を和らげるには深呼吸をすること、アロマオイルを嗅ぐこと、などを勧められました。アロマオイルは買いそびれたので、深呼吸だけはトライ。これで心拍数はある程度下げられるんんでしょうね。
 舞台袖で待機していると時間が経つのが早い!すぐに自分の順番が来ました。
(続く)


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2019年5月9日木曜日

サザンとショパンが耳から離れない

 二週間前になりますが、サザンオールスターズのコンサートに行ってきました。
 40周年ツアーです。
 ファンクラブ枠でアリーナ公演を一つ、ドーム公演を4つ申し込んだのですが、東京ドームは全て外れ、ドームよりずっと箱が小さい愛媛武道館公演が当たったのでした。神奈川在住の私は旅行がてらで松山に。高校の頃からファンだったのに今回が初の鑑賞となります。

    座席は入場するまでわかりません。
    ドキドキしながら入り口で発券されたチケットを見て!?!?!!!!
    アリーナ前から11列目!!!これは今年の運を使い果たしたか。
 そして圧巻の3時間半36曲。こんなに長いライブは初めてです。
    そして間近で見られて本当に幸せでした。


   桑田佳祐さん、かっこよかったなあ。62歳という歳を感じさせないパフォーマンス。ユーモアたっぷりのMC。青春時代に聴き込んだ懐かしい曲の数々。巨大ビジョンに映る地元の湘南や横浜の景色を松山の会場で見る不思議。一生忘れられないライブとなりました。

 
    松山は大学時代にやっていた空手流派の総本部があった関係で3回行ったことがありますが、今回はコンサートを含め観光もじっくり楽しみました。のんびりしていて本当に良いところ。また行ってみたいですね。


   そしてサザン堪能のわずか2週間後。またまた一生忘れることができないコンサートを鑑賞することに。

   横山幸雄全240曲・3日間にわたるショパンの全作品演奏会~第10回記念特別公演「ショパン全作品演奏会」3日連続公演。


   こんなコンサートは世界中探しても2度と行われないでしょう、
    最後は多くの聴衆が涙を流しながらの240曲目のソナタ3番を見守っていました。もうこの時は横山さんの背中にショパンが降臨しているのが見えた気がしました。


   それにしても、すっかり耳に焼き付いてしまった、ショパンとサザンが、ここのところ耳から離れないのが困ったものです。

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2019年5月6日月曜日

大丈夫、始まれば終わるから~でもまた始まるんです

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    できることなら時計の針を戻したい。

    それはもうかなわぬ夢。しかし実はリベンジのチャンスがあるのでした。

 4月から入会したピアノサークルの発表会。入会早々の5月に行われるんです。もちろん申し込みました。


 そして演目は、当然、ショパン・ノクターン8番。

 こんども問題は緊張の克服ですね。
 うちの教室の先生も猛烈にあがり症らしく、自動車免許を取るときに教習所の先生から「よくピアニストができますね」と驚かれたほどらしいのです。そんなわけで先生なりに緊張克服のノウハウは持っているようです。深呼吸は大事。だとか。でも自分ができるのは丹田式呼吸ぐらい?


 まあ先生がよくおっしゃることは、ある程度の緊張感は必要である、と。
 緊張感のない演奏は、しまりがないということらしいです。

 あとよくおっしゃるのは練習の50パーセントも出せれば御の字とも。
 
 あ、そうそう、あとは譜めくりの練習ですね。慣れるまではiPADは使いません!!

   大丈夫、始まれば終わるから~。確かに教室の発表会は終わりました。グダグダでしたが。でも大丈夫、もう一回始まるんです。次は緊張に負けるまい。

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2019年5月3日金曜日

大丈夫、始まれば終わるから〜いや全然終わってないし

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大丈夫、始まれば終わるから。そうお伝えしてはや3週間。
 しかしこの記事すら全く終えていないという体たらく。反省しています。

おじさんになってピアノを再開して今回で3回目となる発表会の続報です。特に私に事故があったりとか、ブログを書くことが嫌になったというわけではありません。
 続きを書こうと思いつつ、仕事が忙しかったり、なんだかんだで今に至ってしまっただけですから。

 随分間があったので、少々振り返ってみると…。
 中学3年以来、ピアノレッスンを再開したのが50歳の秋。そしてひと月後の12月にいきなり発表会。短期間でも弾ける曲ということで、ショパンノクターン2番を選択しました。しかしこの時は、子供の時には感じたことがなかった緊張感で潰されそうになる中、精一杯の演奏。反省多々ありました。
 そして一昨年の12月、自身ピアノ再開から2度目の発表会はショパン別れの曲。普段はごまかしながらもなんとか通していた難所の中盤で潰れてしまい、あえなく飛ばす失態。反省多々ありました。
 そしてピアノ再開から3度目となる今回に選んだのはショパンノクターン8番。発表会直前は割といい状態で、これまでの3回に比べたら全然まし、と思っていました。

 しかし、本番を迎えるとやっぱり緊張します。
 落ち着こうと試みはします。
 しかしいざ弾き始めてみると手が震えている自分に気づきます。
 足もガクガクしているのにも気づきます。
 序盤はゆっくり聴かせたいと、スローでやっているつもりですが、どんどん早くなっていくのもわかります。

 全く落ち着いていないですね。そんな状況でも序盤はそこそこやっていたのだろうか。

 壮年の記憶力は頼りになりません。暗譜は鼻っから諦めてます。というわけで今回の最大の武器はiPadPro。大画面に楽譜2ページを表示し、タッチでめくれるようにしていました。

 発表会前までこの端末を使って演奏してページめくりも問題なくやっていました。が、しかし。

 本番でやってしもうた。

 それは、気がつかないうちに楽譜の表示モードが編集モードになっていたのでした。
 編集モードでは、楽譜に色々書き込めます。いろんなカラーで苦手な部分にメモ書きできてとても便利。
 でもこの機能は演奏中は必要ありません。なんせ、このモードになっている間はページがめくれないのですから。

 もう感の良い方なら次に書く悲劇はおわかりでしょう。
 編集モードなのでページがめくれないんです。気づかない私はページをめくろうと画面をスワイプするたびに、無情にも赤いペンツールが意味なく横線を引くばかり。3本赤い横線を楽譜に書き込んでようやく編集モードになっていたことに気づき、そこから慌てて楽譜モードに切り替える。

 このあいだの時間って、一体何秒だったんだろう。演奏が完全に止まってしまいました。

 もうこの後は悪い意味で集中力が切れてしまい、間違ったことがない部分で音を外すミスを連発して散々でした。

 ああ、できることならば時計の針を戻したい。

 【続く】(今度はすぐに続報書きます。横山幸雄さんのオールショパン初日も素晴らしかったのでそちらも機を見て)。


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2019年4月7日日曜日

大丈夫、始まれば終わるから〜発表会当日




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 火照った耳たぶがようやく冷めてきた。緊張が解けてぐったりです。

 発表会。終わりました。

 きょうは、ピアノレッスン再開から3回目の発表会でした。
 以前の2回を反省して準備したおかげか、直前の仕上がりは悪くない感触だった。

 発表会当日は、前のブログでも書いたように、勤務が宿直明けでした。朝仕事を終え、大急ぎで会社から家に帰り、シャワーを浴びて発表曲をおさらい。こんな悪条件にも関わらず、発表会当日としてはこれまでで一番いい感触です。ホッとして家から会場に向かった。

 2年前はおんぶひもで抱えられていた先生の息子さんが、今回は発表会初参加。可愛い子どもたちの演奏がしばらく続きます。しかし笑って聴いていらるのは最初のうちだけ。

 自分の番は最後から2番目。近づくごとに手汗がびっしょりです。

 やがて自分の番に。

「大丈夫、始まれば終わるから」。

 こんな、歌手の森山良子さんの名セリフを信じ、名前を呼ばれて舞台に上がった。

 照明が眩しい。お客さんは生徒、家族などで100人弱だけど照明のせいで客席が全く見えない。

 着席して落ち着きを取ろうとします。
 第1音の左手の指の位置を確認して、スタート。
 滑り出しはまずまず。と思いきや、意に反して手が震えていることに、なぜかこの時は冷静に気づく。
 この震えを制御しようと意識すると、ほかが狂い始めやがて焦りに繋がる。
 序盤早々。今まで絶対間違えたことがなかった箇所で大きく音を外してしまった。

 この大外しのおかげで、開き直りの気持ちが芽生えた。めったに触ることができないこのスタインウエイの音色を楽しもう。そんなゆとりの気分も一方で不思議と芽生えたりする。

 ところが、文明の利器って表現は古い?ともかく最新機器を信じて思わぬ落とし穴にはまってしまった。

 続きは次回に。

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2019年4月5日金曜日

ジタバタしてます~発表会まで1日

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   発表会まで残すところあと1日。

   往生際悪くジタバタしています。

   よく間違えるところはだいたい決まっています。
   そこを何度も何度も部分練習。そこそこ出来たら、次に、とダメな部分を地味に潰す作業。
   そして通しでやってみると、うーむ、やっぱりつまずく。

   ふっと集中力が切れると間違える。かといって意識しすぎると間違える。
   まあ、本番で間違えても死ぬわけでもあるまいし、明日は開き直るしかないですね。

   ミスしても止まらず、やり直さず進むことだけ考えてます。
 

    そうそう、そういえばようやく、本番で履く靴でペダリング。
    靴はサランラップで保護しています。

    お願いだから明日は舞台の魔物が現れませんように。

 



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2019年4月3日水曜日

何ができる?発表会まであと4日

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昨日当ブログに投稿したのだが、うっかり削除してしまったので一から書き直しての再投稿です。

発表会まで一週間を切ってしまった。
残された短い時間で何が出来るか?

幸いなことに先週末に続き、グランドピアノを一時間程弾く機会に恵まれた。


寝起きで練習曲とか一切やらず、いきなり通しで演目のノクターン8番を通しで。
1回目は撮影し忘れたのだが何故か一番好調。7回通しでやってみたが、まあ先週末に撮影した時と大差なし。
今回の動画は5回目。
撮影すると客観的にいろんなものが見えてきます。


私は暗譜は無理で、譜めくりも苦手なので、楽譜を放り込んだiPadと最後のページのコピーを譜面台においてトライしてみました。本番もこのやりかたかな。

あとは本番で履く靴でペダリングか。
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2019年3月31日日曜日

発表会まで1週間、しかし!~レッスン109、110

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 私の仕事は日も時間もまちまち。正月であろうが盆であろうが、早朝であろうが真夜中であろうが関係ないんです。会社に泊まる宿直勤務あります。
 そのかわり人が仕事をしているときに休めるので、すいている行楽地や映画を楽しめるのはメリットでしょうか。

 さて、いよいよ発表会まで残すところ1週間。勤務希望も出したし、どうだったかな、と今月のシフト表に目を通して??
 
 発表会当日が宿直明けではないか!!希望日を1日ずれて提出していた?
 宿直明けは朝10時まで勤務。横浜・戸塚の発表会の開場が12時半。勤務地は銀座なのですが、直接行けば余裕か。でも練習できない。

 家は神奈川のへき地のため、急いでも1時間半以上。帰って練習してから着替えてでは、ぎりぎりだ。
 宿直勤務は仮眠はとれるが数時間だけ。寝不足でぼんやりしてコンディションもよろしくない。

 あー、やってしもうた。


 さてレッスンは109回については書いてこなかったのでパスして、110回目について少々。
 レッスン前にプログラムをいただきました。自分は後ろから2番目。去年まで大人が2人だけで肩身が少々せまかったのですが、今回は4人ほどいます。
 この1年で先生も積極的に生徒を募集した成果か、パンフレットは昨年と比べるとずいぶんバージョンアップした感じですね。

 ハノンスケール、ト短調は4回目でやっと丸。
 ツェルニー40ー18番は前回で丸をもらうつもりがだめで、こんかいも見送り。結局6回目のチャレンジとなりました。


 発表会曲のノクターン8番は前回動画であげた感じの仕上がりのまま。
 弱い音の部分はより意識して、ということ。後は部分練習しかないですね。あともう一つ。暗譜ではないので、譜めくりの練習も。
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2019年3月29日金曜日

発表会まで8日〜練習動画を初公開

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    まだまだ時間があると思っていたのにとうとう発表会まで残すところ8日となってしまった。
 
    客観的に自分を見るためには撮影が一番。

   といういうわけで、緊張感を感じられるよう、映像公開に踏み切ることを前提にして撮影してみた。撮影は合計5回。

    本当は暗譜で弾けたらいいのだが、もう記憶力がだめなんです。
    しかし譜めくりもこれはこれで難しい。さらに練習する必要があるようだ。ここででつまづくとあせってミスタッチも引き起こすことは今回よくわかりました。

   さて、今回は悪い条件を再現するため、寝起きでいきなり弾いてみた。1回目は中盤に少々つまった以外は案外スムーズに弾けた感じだった。そしてしばらく部分練習。

   そのあと4回連続で撮影した。どれもほぼ5分40秒で収まっていた。
   そして下の映像は最後の5回目。


 
   一回目ができていたつもりだったが、聴き比べると序盤が全く歌えていない。公開した5回目がいいというわけではないが、つまらない演奏に気づき、反省。

   それにしても録音した自分の声が変に聞こえることはあるが、録画した自分の姿も変でとても恥ずかしい。所作も直すところが多いようだ。こんどはお辞儀の練習も撮影してみるか。
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緊張克服は場慣れ

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