前回、サヨナラ、サヨナラ、と言ったきりそのままサヨナラしそうになりましたが、久しぶりにブログに戻ってきました。
左中指の脱臼の負傷から早いもので間もなく2カ月。患部は未だパンパンにむくんでいて曲がり具合も50%ほど。無理に曲げるとめちゃめちゃ痛いです。しかしこんな状態でもピアノは難なく弾けるのは幸いです。
さて2週間ぶりの投稿ですが、先週は教室の定休日だったため稽古も2週間ぶり。17回目のレッスンでした。
ハノン5番。2週間あったのでたっぷり練習できたが、下りでぽろぽろ間違えてしまいます。来週に持ち越し。
ツェルニー40番4番。3番は超苦手なアルペジオでしたが今回の4番はかなり取り組みやすし。しかし黒鍵から白鍵に移動する時、薬指と小指がくっつきがちと指摘を受けました。これはほかの練習曲でもよく指摘されます。パラパラという感じの音を出すためには、指がくっついてはいけません。普段から指を高く上げるよう意識するしかないですね。次週に持ち越し。
幻想即興曲。手を負傷したおかげで意識して練習することが増えたのが片手練習。
自分ではほとんど気が付かないのですが、左手のアルペジオの音がちょこちょこ抜け落ちているようです。両手で引いていると音が多いので気が付かないのですね。この2週間、左のアルペジオはかなり弾き込みました。左手だけだとずさんさがよくわかるものです。ごまかしがききませんから。
レッスンでは初めて最初から最後まで弾き通しました。中盤のカンタービレはもっとゆっくり、しかし自由に弾いていいと。
そして最後の1ページ。ペダリングで細かいご指導です。音が濁らないよう素早く離して踏みなおす。静かになる部分では左のソフトペダルを使う。さらに、ペダリング記号がない部分は楽譜指定通りにペダルから足をはなし、主旋律を演じる左手をレガートに。
左手で主旋律を演じる最初の重音ソ#ド#の表現が難しいんです。PPながらソ#のほうをクッキリだす。終盤は簡単そうと思っていたのにこれはかなり手強いぞ。
そして最後の右ソ#がタイで結ばれいたとは!したがって最後の小節の右手ははソ#を押したままレ#ド#。先生から指摘されるまで気づきませんでした。
今回は完全な備忘録になってしまいました。なんだかオチがなくて申し訳ありません。次回からもう少し面白い話が書けたら良いのですが…。