2017年4月30日日曜日

番外編 生きる伝説の追っかけだ


 今回はピアノとあまり関係ない話題。

 生きる伝説〜ポール・マッカートニーを追っかけ中です。いい年しして。

 私に洋楽への扉を開いてくれたビートルズ。中学の時からの大ファンです。そのビートルズの中心的メンバー、ポール・マッカートニーが4月23日、2年ぶりに日本にやってきました。

 今回のアジアツアーは日本のみで、武道館(25日)、東京ドーム(27日、29日、30日)の4公演。このうち29日を除く3公演に行くことにしました。

 ある筋から23日の18時過ぎに羽田に到着するという情報をゲット。入国手続きなどで出てくるのは7時過ぎだろう。初めて「出待ち」というものにチャレンジしてみることにした。
 この日は日曜日にも関わらず仕事。18時で速やかに切り上げて羽田に向かった。
 18時半過ぎ、羽田空港国際線ターミナルの到着の出口の周りはすでに大勢のファンの人だかり。翌日での報道では集まった人は700人という。
 ファンの放列はどこも4列、5列でまったく見えそうにない。そんなことを想定してもってきたのが写真の踏み台。高さ40センチほどか。

 出口から続くファンの放列の比較的後ろの方に陣取る。皆さん高いところから失礼、得意満面でポールが通過するであろう通路を臨むも絶望的に。人の頭、頭、頭。向こう側がほとんど見えない。そしてポールが実際通過する時はみんな頭越しにスマホで撮るからますますなにも見えないかも。
 やはり早くから場所取りするしかなかったのだろう。半分諦めの境地で待機することに。待つこと30分。「ポールーー」という悲鳴とともに報道陣のストロボがピカピカ光っているのが見える。悲鳴がどんどんこちらに近づいてくる。しかし本人は警護に囲まれてなかなか見えない。いよいよ自分の5人越しの正面あたりに近づいてきた。ナンシー夫人と一緒だ。長い機中で寝ぼけまなこを見せたくないのだろうか、夜なのにサングラス姿。「見えた!」「あ、隠れた」「よし見えた」「あ、また隠れた」ファンの手やら警護の人やらいろんなものが重なるが、一瞬ポールがこちらに手を振るところをカメラに収めることができた。それが上の写真。あとは一眼レフカメラから〝肉眼レフ〟。でも、もう後姿。ファインダー越しではなく生で見たかった。こうして「出待ち」初体験はあっけなく終わった。

 25日は武道館だ。2015年4月末、2年前にビートルズ来日から49年ぶりに行われた武道館公演は、色々な意味で伝説的なコンサートだった。あれからわずか2年。当然行きます。チケットものすごく高いけど。


下の動画は私のすぐ近くにいた人が撮ったもの。私のシャッター音が聞こえます。混乱ぶりがよくわかるでしょ?



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2017年4月23日日曜日

レッスン20回目〜3歩進んで2歩下がる

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 しばらく投稿をサボってしまった。反省反省。

 4月半ば、20回目のピアノ教室のレッスンです(実は21回目も終わったけれどとりあえず)。

 私が通っているピアノ教室のレッスン室は先生のおうちに特別に作られた防音室。玄関をピンポンするとレッスン室に招かれ、前の生徒さんが終わるのを待ちます。
 人のレッスンを見るのはなかなか楽しいものです。最近の自分の前の生徒さんは小学校低学年の女の子。発表会でジブリの曲を綺麗に弾いてたのが印象的な子でした。
 ところが最近この少女があまり練習せずにレッスンに臨んでいるようで、先生は叱るほどではないが、毎週のようにお説教。

 「ほとんど練習しなくてこれだけ弾けるのだからもったいない」。

 さすがに先生はお説教にとどまらずアドバイスも。これが心に響きます。

 前の日はうまくできたのに次の日はなぜか下手になったりする。そこでがんばって前の日よりうまくなるまで頑張る。しかし次の日、またまたきのうよりだめ。そして前の日よりできるようになるまで頑張る。

 稽古の苦労と上達への道を経験談を交えて先生は少女にとくとくと語った。ピアノは一朝一夕では上達しない。3歩進んで2歩下がるの繰り返しだ。わかってくれたかな。
 後ろで聞いていた私もこのアドバイスには妙に感心してしまった。先生も同じなんだな。いやはや本当にピアノは忍耐が必要な趣味であります。
 
 さて自分のレッスン。
 ハノン7番。ハノンを始めた当初は左腕が痛くなったものですが、最近脱力ができるようになったおかげか痛みはほとんど感じられなくなりました。しかしこの7番は曲者。3回目くらいから左腕がつるような痛み。腱鞘炎に注意ですな。
 そして左が遅れ気味で左右が揃っていない。試しに左だけで。なぜだ、なんでだ。左手だけだとぜんぜん弾けません。不思議だな。しばらく左を特訓か。


 ツェルニー40番4番。当初は苦手とは感じていなかったこの4番。思わぬ苦戦で4回目に突入。相変わらず薬指と小指のくっつきを指摘され。指の離れの悪さからパラパラ感が出ないという。ここを突き詰めるときりがないし、今後も似たようなアルペジオが登場するということで、おまけで丸でした。
 そこで気になる次の5番ってどんなん?え?長っ!1ページ半と前作の2倍もあります。これは根詰めて練習しないと。


 幻想即興曲。
 途中指の脱臼でろくに稽古ができなかったが、教わって早2ヶ月半。そろそろ最後にしましょうか、と先生。いやあ、まだまだなんですけど…。
 思えば自分が中3の時の発表会、後に音大に進学した同級生の女の子がこの曲を弾いていて、強い憧れを持ったものでした。大学の時電子ピアノで挑戦するも、この曲特有の左右バラバラがだめで挫折。しかし1年半前に独習でチャレンジすると今度はなんとなく形になってきました。
 そして今年いざ本格的に指導頂くと、ものすごいスピードで上達していくのがわかります。独習の壁が破れて正直嬉しかったです。この曲は今後もずっと練習し続けます。また上達した時に改めて見てもらいたいですね。
 そして次回は。子犬のワルツ。曲のレッスンは別れのエチュードに始まりどんどんレベルダウン?中2の時の発表会でやった曲ですが、以来まともに練習したことがないので、すっかり錆びついてしまいました。輝きを戻せるか?
 

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2017年4月10日月曜日

レッスン19回目。ペースはゆっくりで

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 桜は満開。そして年度が替わりましたね。進学に、就職に…成功して臨む春。希望叶わず、やむなし…そんな心境で臨む春。満開に咲いた桜を見て色んな思いで新しいことにチャレンジする方が多いと思います。どちらの春も経験した自分は、この時期になるといつも
不思議な気分にさせられます。
 そして最近痛感すること。それは急いではいけない、慌ててはいけない。ゆっくり自分が確実にできるペースで。ピアノも生活も然りですね。
 
 さて昨年11月から数えて19回目のピアノ教室のレッスン。
 ハノン6番。5番に似た動きなので、さほど練習しなかったながら、レッスン日にはスラスラと。昨秋からハノンを始めたときは、腕、特に左腕が張ってつりそうになったものでしたが、いまは力が抜けて弾けるようになったおかげかそんなことはなくなってきました。6番は今レッスンにて修了、7番に。そしてさっそく家に帰って試し弾き。あらら、指がもつれまくり、そして腕が痛くなる。この感覚久しぶり。脱力できていないせいなのでしょう、うまくいかないものですね。この7番はけっこう厄介かも。

 ツェルニー40番4番。今回修了を目指して時間を掛けて練習しました。リズムを変えたりスタッカートにしたり色々やってみました。いけるかなと思ったのですが、先生の目は厳しいです。とにかくまだ3、4の指の離れが悪いということ。そのせいでパラパラ感が出ず、音を引きずると。指摘されると確かにその通りです。
 先生にハノンとツェルニーを見てもらっているときは、いつも医者の診断を受けている心境です。いわゆる普段の曲のレッスンのときは音楽的な表現に重点をおいた指導ですが、練習曲に関しては、自分の悪い癖、病気みたいなものを指摘され治していくという感じです。病気を放置する訳にはいきませんよね。時間を掛けて治したほうが良いに決まっています。3、4の指の離れの悪さは私にとって病気のようなもの。ということで次週に持ち越し。


 幻想即興曲。
 この曲は、中学の時は全く手が出せずあきらめ、大学の時に我流でピアノを再開したときも左右バラバラが面倒で手を出せず。しかし1年半前、50にしてピアノ再開してYouTube動画などを参考にやってみたら、どういうわけかなんとなく弾けるようになりました。そして今年、先生からの本格的なレッスン指導。途中指脱臼のためひと月ほどまともにできなかったものの、2ヶ月半ほぼこの曲のみでやってきたおかげで、形になってきたような感じ。試しに、最後まで暗譜でやってみたらできたのでびっくり。途中のミスタッチは数知れずですけれど。この曲は繰り返しが多いので譜読みはショパンの中でもそもそもやさしいほうでしたが、暗譜に関しても易しいのかもしれませんね。
 と、偉そうなことを書いては見たものの、まだまだ人にお聴かせできるレベルではありません。調子にのってテンポを上げると指がもつれて転んで止まってしまいます。
 たまに間違えるのは仕方がないけれど、近い小節で何度も間違えるのは自分が弾けるテンポに追いついていないから、と先生。速く弾いて間違えてばかりより、ミスしないペースでゆっくり弾いて、音楽性を表現したほうが聴いている人には遥かに心地良い、とも。
 耳に慣れ親しんだプロの演奏家のペースで弾けたらかっこいいだろうし、そのペースが何度も聴いているから体に身にしみているのかもしれません。しかしここは格好をつけずゆっくり弾いて、楽譜に書かれた表現を自分なりに表したほうが楽しいですよね。
 弾く速度に関しては他の曲も考え直して、ぐっと落として表現に改めてこだわってみたいです。
 そしてレッスン終了間際に先生。幻想即興曲はだいたいできてきたようだから、来週あたり最後にして、次は別の曲でもやります?
 いやいや、自分的には、まだまだ、マダマダ、なんですけど。とはいえもう3ヶ月近くこの曲ばかりやってきました。いったん終了して、別の曲にチャレンジもいいのかな。その前に中学の時にやった子犬のワルツと軍隊ポロネーズを改めてみてもらおうかな。そしてその後は…舟歌、といいたいところだが、もっともっと基本を積み上げてからやってみたいし、もう少しレパートリーを増やしてからとも思います。ショパンのノクターンで好きな曲が数曲あるので譜読みでもしてみるか。
 

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2017年4月3日月曜日

レッスン18回目

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 脱臼した指の回復とともに、最近書き込みがめっきり減ってしまいました。
 指は相変わらず曲がらないながら、ピアノに関しては無問題。
 今回も備忘録のようであまり面白いことが書けません。

 さて早いもので4月。18回目のレッスンとなりました。

 ハノン5番。スタッカート、2種類のリズム変更で拍と音の粒をそろえられるよう意識して臨む。2回めで修了、6番に。

 ツェルニー40番4番。回音が特徴のこの練習曲は苦手ではないと思っていたが、練習を進めるにつれよく転ぶことがわかってきた。レッスンでは8分音符がすべて同じ長さで弾けるように目指す。つまり転ばないように弾く。自宅でそこそこと思っていたのに先生の前ではよく転びます。
 これもハノン同様、スタッカート、2つのリズム変更による別バージョンを弾くことで、パラパラパラと粒ぞろいの音が出るようレッスン。今回で修了かと思っていたが次週に持ち越し。まだ粒が揃っていないのに当然ですね。次回頑張ろう。


 幻想即興曲。通しで弾いてみました。
 左手だけの練習の成果がようやく出てきた感じ。アルペジオの音の抜けがかなり減ってきたようです。
  そして右手のこのアルペジオ。












 2音目のアクセント。この音を意識しすぎて1音目の音が消えてしまうようです。それにしても変なところにアクセントをつけるものですが、これもショパンの魅力の一つですね。

 幻想即興曲は語りだしたらキリがないですね。機会があったらこの曲で話をまとめてみようかな。


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緊張克服は場慣れ

    先月、サークルの発表会がありました。   街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。     以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど 5 年前。当時 51 歳で、先生から習うのは 14 歳の時以来 37 年ぶりです。...