2020年12月26日土曜日

続発表会は続くよ6

 教室の発表会は密を避けるため子供の部と大人の部を分けた2部構成。
 思えば4年前、大人になってピアノを再開して初の発表会は、大人は私より前から習っている女性と二人のみ。記念撮影は子供達に囲まれなんか気恥ずかしいものでした。

 今回の会場は小さなコンサートホールで、ピアノはスタインウェイ。
 大人の部はピアノを始めてまだ2年という男性からスタートです。
 
 演奏者の緊張がこちらにも伝わってきます。
 そういう意味では、子供って堂々としたものですね。
 
 緊張にいつも潰されそうになる自分。
 今回は?

 10月のサークル発表会では、心拍数を計ることができるアップルウオッチでドキドキ具合をチェックしたのですが、今回うっかりはめてくるのを忘れていました。
 舞台そでで待機中も、今回はさほどドキドキは感じない。
 サークルを含めて今回で7度目の発表会。流石に離れしてきたんだな、と自信が湧くものです。

 私の前の女性はショパン・ノクターン1番。ショパン最初のノクターンの作品でした。
 そして私は17番。こちらは最後の作品です。
 緊張しても構わない。緊張を力にする。前にも紹介したラグビー日本代表のメンタルコーチの言葉を信じ、何度か深呼吸して待機しているとあっという間に自分の番。

 全集中。よし全く緊張していない。

 続く。

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2020年12月20日日曜日

続発表会は続くよ5

  発表会は続きます。10月のサークルの発表会に続いてこんどは12月、ピアノ教室の発表会であります。

 実はこれを書いている今日が発表会当日だったりします。

 演目はサークル発表会と同じ、ショパン・ノクターン17番。

 中盤にスケールがワンフレーズある程度で特に速いパッセージや重音連打とかなく、ノクターンの中では取り組みやすい曲ではないでしょうか。でもショパン最後の作品と思うと胸熱必至、大好きな曲の一つです。

 発表会前日となる昨日、幸いなことにサークルの弾き合い会があり参加させていただきました。最後のチェックといきたいところ。

 サークルは7、8人程度で一人20分の持ち時間で弾きます。かつてはサークルの相手を前に弾く時ですら緊張していたものですが、今では家で弾く時とさほど変わらない感じでリラックスできます。場数を踏むのは大事なんですね。

 自分の番ではまず、最近習っている革命をやって、それから発表会曲を。革命はまだ譜読みが終わり、細かい部分を修正している段階なのですが、いざ弾いてみると最初から音がずれまくり、とても人前でお聴かせできない惨状のため一旦中断。気を取り直して発表会曲のノクターン17番を。

 意識してゆっくり弾いてみました。数カ所ミスったものの、家での練習を含めて、最高の出来。こんな感じで当日も弾けたらなあ。2巡目の自分の番では同じくノクターン17番、2回目の方がリラックスできたのに結構ミスが多かったのが不思議。でも本番でこれぐらいならOKか。

 さあそろそろ本番に行ってまいります。

 先週の発表会前の最後の先生のアドバイス「楽しんできてくださいね」。

 そう、音楽は演奏する方も楽しんで、そして聴いている人にも楽しんでもらわねば。

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2020年12月18日金曜日

続発表会は続くよ4

 「緊張や不安をエネルギーに変える」

 ラグビー日本代表のメンタルコーチの荒木さんの言葉を実行するのはなかなか難しい。でも、前回紹介したこのNHKの番組、実は今回の発表会の後に放映していたものなので、そもそも観ていないし当然実行できていないんですよね。

 そしていよいよ本番。舞台に上がる前は心拍数の上昇を意識して緊張感はありました。でもいざ舞台につくと最近は何故か落つきます。

 最近崩れるパターンは、少しのつまずき、そこからの連鎖でのグダグダ。崩れても持ち堪えないと。

 演目はショパン ・ノクターン17番です。ショパンが生前に作った最後の作品62の1です。人生を振り返るような、まるで天国を連想させるような曲。プロのCDの演奏は6分程度ですが、先生はアンダンテなのでもっとゆっくりに、と指導。私の演奏は8分弱と、人より長めです。

 この曲の最後の部分はゆっくり弾くのがとても難しいんです。ゆっくりなのに何故かどこかで音を外してしまう。間違えずに弾ける確率は五割か。

 崩れた瞬間って、何故か手が震えてくるんですよね。案の定発表会では少し崩れましたが、止まらず誤魔化してなんとか乗り切ったつもりです。

 緊張を乗り切れたのかどうか。どちらかというと今までの中では緊張しなかったほうでしょうか。大人になってからの発表会はこれで6回目。これも場数がモノを言うのでしょうね。

 なんかおんなじような事を前も書いたような。

 ともかく、そして、早速ではありますが、あさって、またまた、次は教室の発表会。

 曲目も一緒です。

 今度はあのラグビーのメンタルコーチのお話を参考に臨みたい。

 というわけで、発表会はまだまだ続くよ。

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2020年12月17日木曜日

続発表会は続くよ3

 前回の続きを投稿直前に、うっかりデータを消失?!

 書く気が失せ、ひと月も経ってしまいました。反省です。

 さて気を取り直して、前回の続きを。

 ピアノサークルの発表会の、自分の出番直前のこと。心拍数は一度深呼吸することで下げられたものの、舞台に向かう直前で再上昇という所まででした。

 で、いよいよ続きをというところですが、いきなり脱線です。緊張にまつわるお話ですが。

 先日先日放映された、NHKの「逆転人生、史上最大の番狂わせ 逆転トライ生んだ立て役者」をご覧になりました?2015年のラグビーワールドカップの日本代表のメンタルコーチを務めたスポーツ心理学者の荒木香織さんの逆転人生のお話でした。
 五郎丸選手のゴールキックを蹴る前のあの有名な忍者ポーズで知られるようになった「ルーティーン」も荒木さんの支えあってのもの。そして史上最大の番狂わせといわれた南アフリカ戦をはじめ、大躍進のジャパンを支える功労者として当時の選手や監督から感謝されていました。

 大切なのは、大舞台に立つときは「緊張や不安をエネルギーに変える」こと。

「緊張には良い緊張と悪い緊張がある。緊張することは悪いことではない」。私が習っている先生は発表会の前にいつもこうおっしゃいますが、きっと同じことなのでしょう。

 と書いてみたものの、実際どうやっていい緊張に持っていいけば?

 手汗びっしょり、膝はガクガク、指はプルプル。
 そんな緊張状態でどうしたら冷静に?

 でも荒木さんは言っていました。無理に緊張しないようにしなくていい。
 緊張のままでいいと。

 緊張したままで普段通りにやることが今後の課題か。

 話がそれましたが、次はいよいよ舞台に。

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緊張克服は場慣れ

    先月、サークルの発表会がありました。   街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。     以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど 5 年前。当時 51 歳で、先生から習うのは 14 歳の時以来 37 年ぶりです。...