2021年1月10日日曜日

いつ練習すれば?情熱外交官を見習いたい

 しばらくピアノを休んでいて久々に弾いたら前より上手くなっていた。
 それはきっと思い違いでしょう。

 上達は、努力と根気の積み重ね。一つの努力は本当にはかなく薄いものですが、積み重ねることで分厚く積み上げることもできます。
 大人になると上達の速度は子供の時より遅く感じるもの。それもでも小さな進歩は感じられます。私は55歳になりましたが、こんな年齢で進歩を感じられることって他になかなかないですよね。


 ところでネットでこんな記事を見つけました。


 国際エネルギー機関理事会議長の大江博さん(63)のピアノにかける情熱の記事です。
 大江さんはなんと、毎朝6時に起床し出勤前に1時間半練習。そして週末は一日5時間も!

 すごい情熱ですね。これはぜひ見習いたい。

 ちなみに私の練習時間は、平日は朝20分前後。休みの日は2、3時間。

 努力は裏切らない。
 この言葉を信じて頑張りましょう。 


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2021年1月1日金曜日

やはりいたのか魔物〜続発表会は続くよ7

 明けましておめでとうございます。
 新しい年が始まったばかりですが、昨年の発表会のお話の続きです。

 ピアノ再開から丸4年、サークル、教室含めて7回目となる発表会です。
 すっかり舞台慣れしたのかな、なんて余裕の心持ちでステージに向かいました。
 思えば4年前は、着席前から、指がプルプル、膝ガクガク、震えで鍵盤にまともにタッチできない状態でしたが、今回は落ち着き払ったものです。

 椅子の位置、ペダルの位置をしっかり確認して、深呼吸。左手バスから右に上昇するアルペジオをズジャーン。

 ショパン・ノクターン17番です。

 うむ、これはいい感じかなとスタートした矢先、数小節目でいきなり左手のバスの音が楽譜のどの分なのかを見失ってしまったのだ。そして、完全に止まってしまった。

 こんなところで魔物と遭遇するとは!?

 何十回も練習してまちがえたことがない部分でのいきなりのミス。明らかに自分が動揺していることを感じます。いつもより演奏速度が上がるのも感じます。この間、小ミスが続きます。

 ゆっくりと!心を落ち着かせるまで、かなり長く感じられました。でも後で録画映像を見てみたら、この動揺はそれほど長い時間ではなかったようでした。

 前半でなんとか精神的にリカバーできたようで、まもなく家で弾く以上の感じでリラックス。前半の速いアルペジオなど難所もなんとかクリアできました。

 速度をセーブ。中盤以降はこの教えを守れたのでしょうか。
 そしていよいよ、ゆっくりなのに何故か難しい最後のアラベスクの部分。ここも無事クリアし8分近い演奏を終えました。
 最初のミスさえなければ。少し悔やまれる思いで舞台を後にしたのでした。

 いやはや、いつになっても登場する魔物。本当に神出鬼没です。
 退治にはまだまだ修練が必要なようですね。

 年も改まったことですし、気を取り直してチャレンジ。次の発表会は、サークル。
 五月です。

 というわけで、発表会は続くよ。

(終わり)

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緊張克服は場慣れ

    先月、サークルの発表会がありました。   街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。     以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど 5 年前。当時 51 歳で、先生から習うのは 14 歳の時以来 37 年ぶりです。...