2021年12月15日水曜日

緊張克服は場慣れ

   先月、サークルの発表会がありました。 

街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。 

 

以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど5年前。当時51歳で、先生から習うのは14歳の時以来37年ぶりです。にもかかわらず「発表会があるので出て欲しい」と、先生からお願いされました。ピアノ再開からわずかひと月半後です。 

かなり躊躇しましたが結局おれて、すぐ弾けそうな曲をということで、ショパン・ノクターン2番で臨むことにしました。 

 

発表会の参加者は子どもばかりで、大人は自分を含めて2人だけ。お客さんはその親御さんばかりです。出番は最後から2番目でした。久しぶりの舞台は、ひどい緊張で膝はがくがく震えるのがわかります。指も震えて音が抜けまくります。まったく普段通りに弾けず反省ばかりの発表会でした。 

 

その後は、サークルに入会して人前で弾くことに慣れるようにしました。駅ピアノにもトライしました。そしてなんだかんだで気がついたらサークルや教室の発表会での演奏は10回を超えました。演奏の質が向上したかはともかく、手や膝の震えはまったくなくなりました。場数をこなすのは大事なんですね。 

 

そしてこの11月、サークル発表会を迎えました。演奏するのは半年以上取り組んだ英雄ポロネーズ。この曲は大学の時に我流のでたらめながら、ある程度譜読みはやっていたので、今回は取り組みやすかったです。 

 

そしていざ本番ですが、少々長くなったので詳細は次回ということで。 

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2021年12月8日水曜日

今度は別の駅ピアノ

  昨日に続いての書き込みです。 

しばらく投稿しなかったのに思い出したように連投。悪いくせです 🙇

  

 

 これまで3回弾いてみた🚉駅ピアノが、11月いっぱいの企画で終わったので、別の駅ピアノにチャレンジしてみました。こちらも通勤電車の途中駅にあります。教室の発表会が数日後に迫っているので、練習がてらさっそく昨日行ってみました。 

 

 到着したら、中年の男性が日本のポップスをポロリンと弾いていらっしゃる。駅ピアノを弾く人ってって案外男性が多い印象です。 

  

 この男性の演奏が終わったら、後に続く気配がないので、バトンタッチ。心拍数は、数分前は💖60程度。演奏直前は💗80超え。少し緊張しているようですね。 

 

 手を消毒して、📱楽譜代わりのiPadを譜面台に。発表会の演目英雄ポロネーズは、終盤の静かなところ以外は暗譜しているので、そのページだけ表示しました。 

 

 ジャーンから右手4度の半音階。あらあ、もつれるもつれる。家では間違えないのになあ。そしてこの駅ピアノは鍵盤が軽いです。あと、置いてある場所が、響きがありすぎて、弾いている音を耳でなかなか聞き取れません。こういう場所ではペダリングは抑えた方が良いんでしょうか。でも自分はそんなに臨機応変に対応できません。きっと共鳴しまくって、音が濁りまくりの演奏だったのでしょうね。 

 

 一通りの演奏を終えての感想。 

家では間違えないが、人前では必ず間違える部分がある。 


 ここは徹底的に部分練習! 

 

 教室の発表会まで残すところあと3日であります。

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2021年12月7日火曜日

駅ピアノに挑戦

  


 またまた久しぶりの投稿となってしまいました。 

 でも、ピアノレッスン再開五年記念でチャレンジしている英雄ポロネーズの練習は、絶賛継続中です。


 それにしても早いもので英雄を教わるようになって半年。マンネリ打開と緊張に慣れるために駅ピアノにチャレンジすることにしました。駅ピアノは、通勤途中の駅にあり、8月から11月、期間限定のものです。 


初めての駅ピアノ。夜8時過ぎ、帰宅電車を途中で折り、一人で駅コンコースの待ち合わせ場所に向かいました🚉。すぐに、鎮座するアップライト発見。誰か弾き出すかしばらく様子をうかがっていました。でもピアノに向かう人が現れません。 

本当にチキンなわたし。せっかく途中下車したのに、弾く勇気が湧かず、この日はとぼとぼと帰りの電車に向かってしまいました。 

 

 こんなので本番大丈夫か? 🍗

 

 数日後、覚悟を決めて同じ時間帯に帰宅電車を途中下車、再チャレンジに向かいました。今度はおじさんがポップスらしき曲を弾いています。続いて友達連れの男子高校生がアニソンらしきアップテンポの曲。このあと弾く人の気配がありません。

 いざ!

 ピアノに向かいました。 

 

 落ち着いて手の消毒。暗譜していないので楽譜が入ったiPadを譜面台に。着座すると自分の後ろに人がいるため、目線に入るのはアップライトのピアノのみ。割と集中できます。 

 

 では両手オクターブ、フォルツァンドにてジャーン。続いていきなりの難所の半音階進行。あらら、もつれてしまいます。ペダルを踏んでごまかしごまかし。家とは勝手が違いすぎて、本当によくつっかえてしまいます。やがて中盤の難所、左手オクターブ連打に突入。このピアノは鍵盤がけっこう重く、普段より腕の疲労がひどいです。

 

 良い点はといえば、やはり人が目線に入らないことでした。誰か聴いているのだろうかなどと全く気にせずあっという間の8分間でした。


 演奏を終えてほっとしていたらパラパラと拍手。振り返ると若い女性二人がずっと聴いてくれてたのでしょうか、暖かい拍手で応じてくれていました。ありがとう😊

 

 体感で家の2、3割ぐらいの実力しか出ずあまりにもひどい演奏だったながら、反省すべき点がわかりかなり収穫はありました。 

  

 🎹駅ピアノっていいものですね。企画してくれた方々に感謝です。


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2021年5月30日日曜日

小指の付け根に痛み

 ピアノ教室の発表会は春は大人だけでサロン風のリサイタル、冬は子供も参加して教室全体で行われます。

 サークルの発表会も春、冬と年2回。しかしこちらは緊急事態宣言下の東京開催のため、中止になりました。

 一方教室の方は横浜開催で緊急事態宣言ではない神奈川のため、入念な感染対策のもと行われました。

 演目はショパンの革命のエチュード。昨年末に教わった曲です。3年半前の別れのエチュード以来の、ノクターンではない曲。

 この革命、どうも相性が良くないみたい。昨年教わっていた時は、左親指の付け根に軽い痛みを感じていました。指くぐりでかなり痛かった気がします。でも別の曲を教わるようになって自然に痛みは治りました。

 しばらく痛みはなかったのに、本番2週間ほど前から、今度は右手の小指付け根に痛みを感じ始めました。痛みは日に日にひどくなり、ズボンのポケットに右手を入れられないほど強くなってきました。発表会の1週間前、あまりにひどいので、左手だけの練習にしました。右手は安静にしているのに痛みは治まる感じはなく、ネットで調べていたら、腱鞘炎に似た症状。

 発表会5日前、整形外科で診てもらいました。結果は、関節内に石灰が溜まっているそう。石灰は自然に溶けてなくなるので、痛みが引くまで痛み止めの飲み薬での治療となりました。

 腱鞘炎でなかったのは本当によかった。痛み止めは結構効きます。4日ぶりに両手練習を再開しました。これが本番2日前。なんだかドタバタで迎える発表会です。いざ発表会、痛みからほぼ解放されたけど…。

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2021年5月17日月曜日

いよいよ英雄、その前に革命

 ハノン、ツェルニー40番が終わるまで手をつけないと決めた舟歌、そして英雄ポロネーズ。

 4年半前のピアノレッスン再開まで我流で弾いてきたこの2曲は、今までずっと本当に全く弾いてきませんでした。

 ちなみに今は、ツェルニー40番の34番。ハノンはスケール、アルペジオ終了。

 基礎は結構できた感覚はあります。試しに昨年末、本当に久しぶりに英雄ポロネーズをさらってみました。弱い指に力がついたからでしょうか。かつてどうしもうまく指がはまらなかった部分が、なんとかなりそう。希望が沸いてきました。当初決心していたツェルニー、ハノンは終わるまでどちらもあと1年はかかりそう。舟歌はこの2冊終了後でも構わない。でも英雄は思い切って、12月の発表会に向けて教わろう!

 憧れの英雄を教わるようになった経緯であります。

 その前に5月、大人だけの発表会があります。曲は何にしよう。英雄を教わってすぐではありますが、一旦中断です。そして昨年教わった革命のエチュードを発表会の曲とさせていただくこととなりました。

 英雄から革命。なんか聞こえは格好がいいですが、私の演奏はしょぼいもんなのですけど。

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2021年5月6日木曜日

英雄には触れまい

 しばらくまた、書込みをサボってしまいました。前回から続きがあったのに…。ダメな私。

 さて前回から何を書いていたか思い出しながら続きを頑張って書いてみます。


 大学時代にやっとの思いで買った電子ピアノ。しかし就職してからは全く弾かなくなりました。代わりに子どもに習わせましたが、これもやがて壊れてしまいました。せっかく習いはじめたからと、ありがたいことに家内の母が子供達のためにピアノを買ってくれました。白いヤマハのアップライトです。

 白の見かけはお気に入りでしたが、自分がこのピアノを弾くことはずっとありませんでした。2人の姉妹に習わせていたのですが、2人とも高校に通うころピアノは辞めていまいました。

 5年以上誰にも弾かれることがなかった白いピアノ。

 どういうわけか、無性にビリージョエル弾きたくなり、ピアノ用の楽譜を購入しました。25年以上?ぶりに真剣に鍵盤に向かってみました。

 すぐ弾けるようになると思っていたのに…。

 かつて弾いてきたクラシックより簡単なはずなのに…。

 譜読みもなかなか捗らず、いつまで経ってもろくに弾けそうな気がしません。ちょっと嫌になりそうな時、ふと昔弾いてみたショパンの軍隊ポロネーズに浮気。

 さすがにブランクが長すぎてろくなものではありませんが、ビリージョエルよりよほどマシでした

「自分がやるのはビリーではなくショパンなのかな」。

 無茶苦茶な思い込みがきっかけで、独学でクラシックを復活することにしました。

 その後数年間、別れのエチュード、舟歌など、ショパンの名曲に触れてみるものの越えられない壁を痛感しました。非力を克服すべく4年半前からピアノ教室に通うことにしました。

 ハノンそしてツェルニー40番を勧められ、課題に今までやってきました。そして誓を立てました。

 “ハノン、ツェルニー40番を終えるまで、英雄ポロネーズ、そして舟歌には触らない“。

 

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2021年2月9日火曜日

軍隊から英雄に(憧れるも)

 憧れの英雄ポロネーズにチャレンジと相成りましたが、これにまつわる思い出話。前回からの続きとなります。
 
 山手線の内側の東京のど真ん中。大学の校舎が見える、家賃3万円、古い鉄筋ビルでトイレ共同の4畳半のアパートに居を構えた私は、ふらっと訪れた銀座の楽器店で、電子ピアノを衝動買い。確か24回払いの月々1万円です。

 これで14歳でぷっつり途切れたピアノがまた弾ける!
 
 トルコ行進曲、子犬のワルツ、軍隊ポロネーズ……。
 
 少年時代に発表会でやった曲を中心に、力いっぱい弾いてみました。この頃はタッチも何もあったものではなかったですね。今こんな弾き方をしたら絶対先生に叱られそうです。音は出せないのでヘッドホンで。アパートは床が畳ではなくタイル張りで硬いせいか、弾いた衝撃が下に伝わるのでしょう。真下で暮らす住人から苦情が来ました。

 程なく、憧れだった「英雄ポロネーズ」全音のピース版を購入しました。
 譜読みにはずいぶん時間がかかりました。
 導入部分からいきなり難しいですよね、半音ずつ上がっていく重音部分。今から思えば全く弾けていません。ごまかしまくり。
 メインの部分。ここは案外弾けた気分。でもスケールはうまく弾けずペダル踏んで誤魔化しまくり。
 左手オクターブ連打。腕がつりそうになって、最後まで無理。
 そんな感じで一部分だけ弾けるかなという、本当になんちゃって英雄。それでもこの曲に少しでも近づけた気分で嬉しかったものです。

 その後は、同じアパートに住む仲間がバンドをやっており、キーボードで参加。サザンオールスターズのコピーバンドをやっていました。やがて仲間は卒業、自分は留年でバンド活動もなくなり、ピアノに触れる機会は激減していまいました。自分も一年遅れて就職。そしてあれだけ弾くことに飢えていたピアノを全く弾かなくなってしまいました。

 

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2021年2月2日火曜日

軍隊から英雄に

 憧れの英雄ポロネーズにチャレンジと相成りましたが、これにまつわる思い出話。

 14歳の時のことです。
 英雄ポロネーズに憧れていた少年の気持ちを汲んでくれたのでしょうか、ピアノ教室の先生は発表会の曲として同じショパンの軍隊ポロネーズを勧めてくれました。
 発表会の半年前でした。猶予はあるように思っていましたが、甘い甘い。それからは悪戦苦闘の日々です。当時の自分の実力をかなり上回る曲だったのは間違いありません。それでも何とかなるもんなんですね。発表会では内容はともかく暗譜で演じきれました。
 しかしその発表会から間もなく不幸が到来しました。家庭の事情で、これを最後にピアノ教室をやめ、しばらくピアノに触れることができなくなりました。父親の事業失敗で、ピアノを含め、家財が競売で没収され、ある日学校から帰ったら家には自分の机を除いて何もありませんでした。ピアノどころではなくなっていたのでした。
 その後、きっちりとピアノに触れることができるようになったのは、中学、高校、1年の浪人期間を経た5年後です。東京の大学に入り、大阪から上京して銀座を徘徊していた時にふと入ったヤマハのショップがきっかけでした。
 試弾できた電子ピアノにたぶん何時間もかじりついていました。今から35年前のことです。当時の電子ピアノは安くはありませんでした。今はずいぶん安く高性能になったものですね。欲しかったのは確か22万円だったと思います。でも上京したての大学生にそんな大金はありません。迷っていたら店のお姉さんはローンを勧めてくれました。月1万円で2年払い!即決とはいかず一旦審査ですが、ほぼ無一文の学生でもローン審査は無事通り、1週間ほどして四畳半のアパートに電子ピアノがやってきたのでした。

 14歳で途切れたピアノを再開できる!19歳の春のことでした。

続く

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2021年2月1日月曜日

10歳からの憧れ曲を55歳で挑戦

 ピアノを再開し、大人になって新たに教室に教室に通って早4年が過ぎました。

 ショパンの舟歌が弾けるようになるのを夢見て、習い始めたものの、この曲を弾けるスキルが身につくまで封印していました。

 そして実は舟歌の他にもう1曲封印していた憧れの曲がありました。

「英雄ポロネーズ」です。

 もう45年ほど前でしょうか。人気のドラマ、赤いシリーズで水谷豊主演の「赤い激流」というのがありました。赤いシリーズというと山口百恵、三浦友和主演が定番でしたが、唯一主演が違うドラマでしたね。父親殺しの容疑をかけられながらピアノコンクールに挑戦するというお話です。そしてこのドラマでのコンクールの最初の課題曲が「英雄ポロネーズ」でした。

 ピアノ曲でこんな格好いい曲があるのか!!私は当時小学5年生の少年でしたが、ドラマで演じられたこの曲を聴いて衝撃を受けました。

 いつか弾けるようになりたい。

 大学の時、独学でなんちゃってで、音飛びまくりで弾いたものでしたが、難所だらけで通しで弾くなんて夢のまた夢でした。ところが先日久々にどんなものだっけと、と弾いてみたら……。4年間基礎をじっくりやった効果なんでしょうか、かつてどうやっても弾けなかった部分もなんとかなりそう。というわけでこの曲に関しては封印を解くことにしました。

 10歳からの憧れの曲を、もう55歳になってしまいましたが、年末の発表会に向けて練習します。

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2021年1月10日日曜日

いつ練習すれば?情熱外交官を見習いたい

 しばらくピアノを休んでいて久々に弾いたら前より上手くなっていた。
 それはきっと思い違いでしょう。

 上達は、努力と根気の積み重ね。一つの努力は本当にはかなく薄いものですが、積み重ねることで分厚く積み上げることもできます。
 大人になると上達の速度は子供の時より遅く感じるもの。それもでも小さな進歩は感じられます。私は55歳になりましたが、こんな年齢で進歩を感じられることって他になかなかないですよね。


 ところでネットでこんな記事を見つけました。


 国際エネルギー機関理事会議長の大江博さん(63)のピアノにかける情熱の記事です。
 大江さんはなんと、毎朝6時に起床し出勤前に1時間半練習。そして週末は一日5時間も!

 すごい情熱ですね。これはぜひ見習いたい。

 ちなみに私の練習時間は、平日は朝20分前後。休みの日は2、3時間。

 努力は裏切らない。
 この言葉を信じて頑張りましょう。 


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2021年1月1日金曜日

やはりいたのか魔物〜続発表会は続くよ7

 明けましておめでとうございます。
 新しい年が始まったばかりですが、昨年の発表会のお話の続きです。

 ピアノ再開から丸4年、サークル、教室含めて7回目となる発表会です。
 すっかり舞台慣れしたのかな、なんて余裕の心持ちでステージに向かいました。
 思えば4年前は、着席前から、指がプルプル、膝ガクガク、震えで鍵盤にまともにタッチできない状態でしたが、今回は落ち着き払ったものです。

 椅子の位置、ペダルの位置をしっかり確認して、深呼吸。左手バスから右に上昇するアルペジオをズジャーン。

 ショパン・ノクターン17番です。

 うむ、これはいい感じかなとスタートした矢先、数小節目でいきなり左手のバスの音が楽譜のどの分なのかを見失ってしまったのだ。そして、完全に止まってしまった。

 こんなところで魔物と遭遇するとは!?

 何十回も練習してまちがえたことがない部分でのいきなりのミス。明らかに自分が動揺していることを感じます。いつもより演奏速度が上がるのも感じます。この間、小ミスが続きます。

 ゆっくりと!心を落ち着かせるまで、かなり長く感じられました。でも後で録画映像を見てみたら、この動揺はそれほど長い時間ではなかったようでした。

 前半でなんとか精神的にリカバーできたようで、まもなく家で弾く以上の感じでリラックス。前半の速いアルペジオなど難所もなんとかクリアできました。

 速度をセーブ。中盤以降はこの教えを守れたのでしょうか。
 そしていよいよ、ゆっくりなのに何故か難しい最後のアラベスクの部分。ここも無事クリアし8分近い演奏を終えました。
 最初のミスさえなければ。少し悔やまれる思いで舞台を後にしたのでした。

 いやはや、いつになっても登場する魔物。本当に神出鬼没です。
 退治にはまだまだ修練が必要なようですね。

 年も改まったことですし、気を取り直してチャレンジ。次の発表会は、サークル。
 五月です。

 というわけで、発表会は続くよ。

(終わり)

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緊張克服は場慣れ

    先月、サークルの発表会がありました。   街ピアノにトライしてきたのも、発表会の緊張に慣れるためでした。     以前も書きましたが、発表会といえば、大人になってから初めて出たのがちょうど 5 年前。当時 51 歳で、先生から習うのは 14 歳の時以来 37 年ぶりです。...