左中指脱臼から1ヶ月が過ぎ、ただいまリハビリ継続中。お湯に手を入れてグー、パーを繰り返したりしています。中指は3分の1ほどしか曲がらず完治までまだ時間は掛かりそうですが、かろうじて両手でピアノを弾けることに喜びを感じる日々です。ピアノは本当に楽しいですね。
片手といえば数年前にNHKのドキュメンタリーで見たピアニスト・舘野泉さんのことを思い出しました。65歳で脳出血で右半身不随となってもあきらめず、左手だけで15年以上も演奏活動をされています。舘野さんに比べれば、わたくしの怪我など甘っちょろいものです。いままで落ち込んでいた自分がバカらしく思えてきました。
目をつぶって聴いてみると、とても片手の演奏に聞こえないですよね。
さて3月初旬、ひと月ぶりに先生のもとで両手でのピアノレッスンに臨みました。
ハノン4番。右も左も、小指、薬指がくっついているようです。この曲は指番号3、4、5の練習ということを頭に叩き込むこと。次週にもチャレンジです。
ツェルニー40−3番。自分ではそれなりに仕上がったかなと思ったけど、先生の前では間違えてばかり。正確に弾けるように期してということで次週に持ち越し。負傷があったとはいえ結局1カ月以上を費やすことになりました。とにかく右手の白鍵だけのアルペジオが大の苦手。バラバラな運指で上昇していくところもだめです。でもいつかはこのアルペジオを得意にしたい。今後レッスンでOKをもらっても自分の中では当分の練習曲になりそう。
幻想即興曲。久しぶりの左手が重い重い。もつれて転んで‥。左手が6連アルペジオを均等な長さで弾けておらず、音も時折抜けます。確実な運指ができるまで、速度を落として我慢強く練習するしか無そう。そして、先生のアドバイス。
音が多い
それよりも
音が少ない
ほうがかえって難しい。
確かにこの曲は中間部分は音が少なくなって簡単そうですが、弾けば弾くほど難しく感じられてきました。なかでもショパン特有の音のずらし、左6に右4が頻出します。でも右のメロディーを安定して鳴らすのが難しい。音が少ないゆえごまかしがききません。
ミスタッチは目立ちます。テンポのわずかな乱れも聞き手には不快でしょう。伝えたいメロディーをきれいに鳴らすのが実に難しく感じるようになってきました。
いやはや本当にピアノは奥が深い。
そういえば最近舟歌を全然練習していないな。こちらの道はまだまだ遠いか。
音が多い
それよりも
音が少ない
ほうがかえって難しい。
確かにこの曲は中間部分は音が少なくなって簡単そうですが、弾けば弾くほど難しく感じられてきました。なかでもショパン特有の音のずらし、左6に右4が頻出します。でも右のメロディーを安定して鳴らすのが難しい。音が少ないゆえごまかしがききません。
ミスタッチは目立ちます。テンポのわずかな乱れも聞き手には不快でしょう。伝えたいメロディーをきれいに鳴らすのが実に難しく感じるようになってきました。
いやはや本当にピアノは奥が深い。
そういえば最近舟歌を全然練習していないな。こちらの道はまだまだ遠いか。
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