2017年3月2日木曜日

指脱臼につき片手レッスン

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 半年近くかかった先生探し、発表会、左手中指脱臼。波瀾万丈のピアノ再開ライフを送っている葉山のやまさんです。

 2月初頭に脱臼した左中指は固定を外すまで1カ月。今後のレッスンを先生に相談したところ、鉄棒で落下したりして片手だけのレッスンをした生徒を教えたことがあるので大丈夫とのことで、レッスンは休まず継続。そして前週に続いて2回目の片手のレッスンとなりました。

 右手だけの練習です。開き直って右手強化といきたいところですよね。ところがこれが本当につまらないんです。健常なら右手やって左手やって最後に両手で確認。ところが片手だけだと達成感がぜんぜんありません。普段なら2時間やるところが、30分で飽きてしまいます。そういうわけでせめて負傷していない指が使えればと思い、病院で取り付けてもらったアルミの固定器具を外し、負傷した指と隣の指をテーピングで固めて動かないようにして、親指と小指だけ使えるようにしました。医者に言うと怒られますが..。

 2月末日、37年ぶりに再開したピアノレッスンは早くも13回目。
 
 ハノン4番。両手の練習のためパス。

 ツェルニー40番の3番。今回でもう4回目。右手のアルペジオ中心なのが不幸中の幸いか。しかし白鍵ばかりを押さえるアルペジオで、これが猛烈に苦手です。私の手は超人ハルクのようにごっつく指は短く、とてもピアニストと呼べる手ではありません。そのせいかやたら隣同士の鍵を同時に叩いてしまいます。年で記憶力が悪くなっているせいもあるのでしょう、鍵盤の間隔を手がなかなか覚えてくれません。
 先生からは小指と薬指の離れが悪い、くっついている、とご指摘。これはハノンの左手でもよくやってしまいます。アルペジオの音をパラパラパラと鳴らすために、気をつけるべき点ですね。


 幻想即興曲。左右の手がバラバラの曲のため、右手だけの練習も有効です。
 レッスンでは左手は親指と小指だけでかろうじて両手で演奏しました。本来左手は6連符のアルペジオですが、連符の頭の小指とお尻の親指だけを弾くことで、拍をとりながら弾くことができます。
 なるべく楽しめるようにと、先生からいろんな解説がありました。スラーをよく見る。スラーの山の始まりと終わりははそっと息継ぎをするように。山の上あたりで少し盛り上げるこの曲もしかりですね。片手だけでもずいぶん感情表現が豊かになった感じがします。1小節をスラーで結んでいる部分もあれば、1小節内で細かく結ぶ部分もあります。スラーが短くなるごとに続く大きな変化の予兆というか不安な感じがします。

 つまらなかった練習もレッスンだと楽しめました。

 3月初頭、いよいよ中指の固定を外し、両手でできる?


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