2019年5月3日金曜日

大丈夫、始まれば終わるから〜いや全然終わってないし

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大丈夫、始まれば終わるから。そうお伝えしてはや3週間。
 しかしこの記事すら全く終えていないという体たらく。反省しています。

おじさんになってピアノを再開して今回で3回目となる発表会の続報です。特に私に事故があったりとか、ブログを書くことが嫌になったというわけではありません。
 続きを書こうと思いつつ、仕事が忙しかったり、なんだかんだで今に至ってしまっただけですから。

 随分間があったので、少々振り返ってみると…。
 中学3年以来、ピアノレッスンを再開したのが50歳の秋。そしてひと月後の12月にいきなり発表会。短期間でも弾ける曲ということで、ショパンノクターン2番を選択しました。しかしこの時は、子供の時には感じたことがなかった緊張感で潰されそうになる中、精一杯の演奏。反省多々ありました。
 そして一昨年の12月、自身ピアノ再開から2度目の発表会はショパン別れの曲。普段はごまかしながらもなんとか通していた難所の中盤で潰れてしまい、あえなく飛ばす失態。反省多々ありました。
 そしてピアノ再開から3度目となる今回に選んだのはショパンノクターン8番。発表会直前は割といい状態で、これまでの3回に比べたら全然まし、と思っていました。

 しかし、本番を迎えるとやっぱり緊張します。
 落ち着こうと試みはします。
 しかしいざ弾き始めてみると手が震えている自分に気づきます。
 足もガクガクしているのにも気づきます。
 序盤はゆっくり聴かせたいと、スローでやっているつもりですが、どんどん早くなっていくのもわかります。

 全く落ち着いていないですね。そんな状況でも序盤はそこそこやっていたのだろうか。

 壮年の記憶力は頼りになりません。暗譜は鼻っから諦めてます。というわけで今回の最大の武器はiPadPro。大画面に楽譜2ページを表示し、タッチでめくれるようにしていました。

 発表会前までこの端末を使って演奏してページめくりも問題なくやっていました。が、しかし。

 本番でやってしもうた。

 それは、気がつかないうちに楽譜の表示モードが編集モードになっていたのでした。
 編集モードでは、楽譜に色々書き込めます。いろんなカラーで苦手な部分にメモ書きできてとても便利。
 でもこの機能は演奏中は必要ありません。なんせ、このモードになっている間はページがめくれないのですから。

 もう感の良い方なら次に書く悲劇はおわかりでしょう。
 編集モードなのでページがめくれないんです。気づかない私はページをめくろうと画面をスワイプするたびに、無情にも赤いペンツールが意味なく横線を引くばかり。3本赤い横線を楽譜に書き込んでようやく編集モードになっていたことに気づき、そこから慌てて楽譜モードに切り替える。

 このあいだの時間って、一体何秒だったんだろう。演奏が完全に止まってしまいました。

 もうこの後は悪い意味で集中力が切れてしまい、間違ったことがない部分で音を外すミスを連発して散々でした。

 ああ、できることならば時計の針を戻したい。

 【続く】(今度はすぐに続報書きます。横山幸雄さんのオールショパン初日も素晴らしかったのでそちらも機を見て)。


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