2017年4月23日日曜日

レッスン20回目〜3歩進んで2歩下がる

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 しばらく投稿をサボってしまった。反省反省。

 4月半ば、20回目のピアノ教室のレッスンです(実は21回目も終わったけれどとりあえず)。

 私が通っているピアノ教室のレッスン室は先生のおうちに特別に作られた防音室。玄関をピンポンするとレッスン室に招かれ、前の生徒さんが終わるのを待ちます。
 人のレッスンを見るのはなかなか楽しいものです。最近の自分の前の生徒さんは小学校低学年の女の子。発表会でジブリの曲を綺麗に弾いてたのが印象的な子でした。
 ところが最近この少女があまり練習せずにレッスンに臨んでいるようで、先生は叱るほどではないが、毎週のようにお説教。

 「ほとんど練習しなくてこれだけ弾けるのだからもったいない」。

 さすがに先生はお説教にとどまらずアドバイスも。これが心に響きます。

 前の日はうまくできたのに次の日はなぜか下手になったりする。そこでがんばって前の日よりうまくなるまで頑張る。しかし次の日、またまたきのうよりだめ。そして前の日よりできるようになるまで頑張る。

 稽古の苦労と上達への道を経験談を交えて先生は少女にとくとくと語った。ピアノは一朝一夕では上達しない。3歩進んで2歩下がるの繰り返しだ。わかってくれたかな。
 後ろで聞いていた私もこのアドバイスには妙に感心してしまった。先生も同じなんだな。いやはや本当にピアノは忍耐が必要な趣味であります。
 
 さて自分のレッスン。
 ハノン7番。ハノンを始めた当初は左腕が痛くなったものですが、最近脱力ができるようになったおかげか痛みはほとんど感じられなくなりました。しかしこの7番は曲者。3回目くらいから左腕がつるような痛み。腱鞘炎に注意ですな。
 そして左が遅れ気味で左右が揃っていない。試しに左だけで。なぜだ、なんでだ。左手だけだとぜんぜん弾けません。不思議だな。しばらく左を特訓か。


 ツェルニー40番4番。当初は苦手とは感じていなかったこの4番。思わぬ苦戦で4回目に突入。相変わらず薬指と小指のくっつきを指摘され。指の離れの悪さからパラパラ感が出ないという。ここを突き詰めるときりがないし、今後も似たようなアルペジオが登場するということで、おまけで丸でした。
 そこで気になる次の5番ってどんなん?え?長っ!1ページ半と前作の2倍もあります。これは根詰めて練習しないと。


 幻想即興曲。
 途中指の脱臼でろくに稽古ができなかったが、教わって早2ヶ月半。そろそろ最後にしましょうか、と先生。いやあ、まだまだなんですけど…。
 思えば自分が中3の時の発表会、後に音大に進学した同級生の女の子がこの曲を弾いていて、強い憧れを持ったものでした。大学の時電子ピアノで挑戦するも、この曲特有の左右バラバラがだめで挫折。しかし1年半前に独習でチャレンジすると今度はなんとなく形になってきました。
 そして今年いざ本格的に指導頂くと、ものすごいスピードで上達していくのがわかります。独習の壁が破れて正直嬉しかったです。この曲は今後もずっと練習し続けます。また上達した時に改めて見てもらいたいですね。
 そして次回は。子犬のワルツ。曲のレッスンは別れのエチュードに始まりどんどんレベルダウン?中2の時の発表会でやった曲ですが、以来まともに練習したことがないので、すっかり錆びついてしまいました。輝きを戻せるか?
 

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2 件のコメント:

  1. ハノンはスタッカートで弾くと、指が独立に動くように思いますが、先生に練習法を相談しては如何でしょう。またスケールもハノンも左手だけで弾くと練習になるように思います。

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  2. galois225さん。コメントありがとうございます。左だけで弾くというのは、最近有効なんだなと感じていたところでした。今後実践したいと思います。
    ハノンはリズムを2種類変える練習に加え、1拍目の前半を普通に、後半をスッタカートにという方法で最近やりました。全てスタッカートだと大変だろうということで。全てスタッカートだと効果が上がりそうですね。

    返信削除

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