それは緊張で崩れてしまうこと。
鉛筆で書いたことは消しゴムで消してしまえば白紙に戻れる。
パソコンならDeleteで簡単に消去できる。
しかしピアノ演奏は、一回間違えたことはすぐ消すことは不可能。聴衆の耳にしばらく残る。
先日私の前にレッスンを受けていた少年。この子も本番が近い。しかしミスが続いて泣きベソをかきながらの演奏に。先生が「間違ったものは仕方がない。やり直しはきかないからあきらめてそのまま進もう」。そのアドバイス、私にも刺さります。実際のところ少年の演奏は素晴らしかったのでわたしにはミスが全く気にならなかった。がんばれ少年、自分がこだわるほど人は気にしていないものだ。これは自分にも言い聞かせたい。
ミスっても動揺せず進むべし!
そういう訳で擬似本番を。
自宅にて本日一発録音。やり直しはなし。
ミスしても間違ったところに戻らない。
ショパン・ノクターン13番
結果、ミスタッチだらけでありました。でも残された数日、一発録音訓練で、ミスで折れない訓練だ。
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