これはボクシングの格言。基本技の左ジャブがうまく当たれば勝ちにつながるという意味らしいです。
ひるがえって、ピアノを弾く私にもこの格言が当てはまるようです。
もちろんジャブをピアノに叩くわけではありません。世界を制するというのも少し違いますが…。
日ごろから先生から重要だと教わりつつ、つまらなくてなかなかはかどらない左手練習。実は右手は主旋律を弾くため、さほどひどい間違いは起こらないです。一方左は、意識しないとどんな旋律か歌える人は少ないのでは。なので案外音を外しやすい。ミスタッチというより、私は全く違う音を弾いてしまいがち。
今回の発表会の反省点はその左手の処理でした。
ノクターン十三番の終盤は急かすような右手の音を誘導するように、左手のバスが大きく動きます。この左手のダイナミックな動きは、家の練習では間違えることはあまりないのですが、人前で環境が変わるとなぜかところどころ大きく外してしまう。発表会ではやはり外してしまいました。暗譜で左手だけで弾けるレベルにならないとダメなんでしょうね。
ともかく今回はさほど緊張せず、家での練習の五割位の実力が出せた感じ。自慢できるレベルには程遠すぎるのですが、それでもピアノ再開から5回目となった今回の発表会はこれまでの中では一番ましな出来で安堵しているところであります。
ところで先日このブログで触れた、1人持ち時間30分の発表会。これは諸事情によりキャンセルとなりました。
おそらく次回はサークルの4月発表会、5月の教室の発表会。
それまでにさらに精神力、あと左手練習は怠らないよう精進したい。
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