2017年5月7日日曜日

番外編 ポールが武道館にやってきた3















ポール・マッカートニーOneOnOne武道館セットリスト(2017年4月25日)

01. A Hard Day’s Night
02. Jet
03. Drive My Car
04. Junior’s Farm
05. Let Me Roll It
06. I’ve Got a Feeling
07. My Valentine
08. 1985
09. Maybe I’m Amazed
10. We Can Work It Out
11. Every Night
12. In Spite of All the Danger
13. Love Me Do
14. Blackbird
15. Here Today
16. Queenie Eye
17. Lady Madonna
18. I Wanna Be Your Man
19. Magical Mystery Tour
20. Being for the Benefit of Mr. Kite!
21. Ob-La-Di, Ob-La-Da
22. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
23. Back In The U.S.S.R.
24. Let It Be
25. Live And Let Die
26. Hey Jude
アンコール
27. Yesterday
28. Hi Hi Hi
29. Golden Slumbers
30. Carry That Weight
31. The End

 開演予定時間から30分ほどたったころ、ビートルズのA Day In The Lifeのクライマックスのオーケストラが響き渡り場内は暗転、そして舞台に現れたポールにスポットライトが当たった。大歓声に包まれるポール。私も立ち上がって拍手を送ろうとした。
 が…………。
 自分の周りは誰も立っておらん。
 すぐにA Hard Day’s Nightだ。
 しかし…………。
 誰も立たない。

 2階席ながら私は最前列にいるため、立つのをはばかれた。

 続くナンバーは?やったーJetだ!そこで後ろを見たら…………。
 誰も立っとらんわ。

 これはいかん。盛り上がるライブで踊ることも拍手を送ることもせずじっと聞いている人、いわゆる「地蔵」さまに包囲された。しかもタチが悪いことに座ったお地蔵さまたち。

 こんな私たちに構わずポールは攻撃的なセットリストを続ける。ビートルズのDrive My Car。
 でもあかん。周りを見たら手拍子もしていない。一人で盛り上がろうにも、浮いてしまう。

 これはいったいなぜ。
 
 今回の武道館のチケットが売れていないのは明らかだった。前日でも余裕で購入できる状態だった。ここからはあくまで想像。私がいたエリアを主催者は全くさばけず、関係者などを動員したのではないだろうか。思い当たる節として。自分のすぐ隣のグループが後ろの方のグループとあいさつを交わしていた。しかし彼らはライブでは全く盛り上がる素振りがなかった。真のファン同士ならもっと盛り上がっているはずだ。これはあくまで想像だが、相当、関係者などで観客席を埋めたと思われた。

 いやはや、まさかポールのライブで終始座ったまま観覧するとは思ってもみなかった。立ちっぱなしは疲れるが、座ったままも尻が痛くなる。

 あと気になった点。舞台装置をけちっただろ!

 2年前はポールたちが立つ舞台足元の全面がスクリーンになっていて、めまぐるしく変化するカラフルな舞台でポールは歌った。今回は普通の舞台だ。

 あと、会場の北西、北東にあったポールをアップで映すスクリーンも今回はなかった。まあドーム公演と違って武道館は近いのでさほど必要性はないのか。

 なんだか不満たらたらな気分で演目は進んでいった。自分は2階席なのでアリーナの様子がよく見下ろせる。10万円席のアリーナ、盛り上がってる?うむ。微妙だな。中央前の方は楽しそうだが、それ以外は、お地蔵さまばかり?

 凄まじい歓声の武道館、ポールと観客が一体化した2年前の伝説よ再び、と期待したがこれはどうしたものか。

 ところでサザンオールスターズのフェイスブックでこんな写真を発見!


               サザンの桑田さんも武道館に

 サザンオールスターズの桑田佳祐さんも来ていたようだった。桑田さんは盛り上がっていたのだろうか。そしてどこで見ていたのだろう。ポールとは関係ないがお会いしたかったな。

 次で、2017年のポール武道館公演の私見をまとめ、続くドーム公演につなげたい。
 

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