2017年12月23日土曜日

時間、あるようでない

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 あるようでない時間。ふた月前は余裕綽々だったのに直前にジタバタして、とうとうあした発表会となってしまった。



 ↑は、前回書いたスランプの部分、別れのエチュードの中盤、悪魔の音程、増4度の3小節の最初の小節。やればやるほどおかしくなり、この3日間、おそらく1000回以上弾いただろう。

 左手は重音で下がるだけだが、右は上がって下がってのジグサグ進行。

 そこで見つけたyoutube動画。
 トム・バートンさんのチュートリアル

 これははかなり参考になった。特に、ジグザグの上の部分にアクセントをつける練習はなかなか良かった。
 そしてさらに参考になったのが、コルトーさんの楽譜の解説だった。
 親指抜きでやるというもの。これをもっと早くからやるべきだったと後悔。親指を省略することで、ジグザグの上の部分の音を支える小指を意識できる。こいつは目から鱗。
 発表会まで残すところ一日でようやく形になってきた。


 実はこの曲はこの後にさらなる難所、1−3、2−5の跳躍重音がある。が、どちらかというと先のジグザグ進行の方が苦手でそちらに時間を費やしすぎて、1−3、2−5の跳躍重音にかける時間がほとんどなくなってしまった。ここはつい弾き急いでしまい、そしてグダグダになってしまうこと多々、なのだ。

 あと1週間あれば…。
 いやたとえさらに1週間あっても、またあれやこれやといろいろ後悔するものなのだろう。

 そしてきょう、発表会前日の最後の教室での稽古があった。

 先生の最後のアドバイス。

 (上記の不協和音に関して)正直なところ、よほど耳が肥えた観客でない限り、外しても気がつかれにくい。
 間違った時にバレないよう誤魔化すのもテクニックの一つ。

 要は開き直りでありますな。



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